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人生の難易度を下げるために役立ったこと一覧【スピリチュアル・自己啓発なし】

生きていると「世間は甘くない」「現代社会は生きづらい」って声を聞く。

ぼくは「そんなことないんじゃないかな?」と思って、いろんなことを試した結果、人生の難易度がめっちゃ下がった。

毎日好きなだけ寝て、嫌な人と付き合うこともない。

日々のストレスはほとんどゼロで、1日2時間ぐらい働いて、それ以外は好きなことをして、ゆるゆる生きてる。

そこまで節約を意識することはなく、好きな本やゲームを買うだけの余裕もある。

ということで、ぼくが人生の難易度を下げるためにやったことを紹介させてほしい(スピリチュアル・自己啓発系は除外した)。

・固定費を下げる
・無駄な出費を削る
・生活に必要な「モノ」を考える
・服をパターン化する
・場所問わずに働ける仕事をする
・税金への知識を身につける
・ふたり暮らしする
・苦手なこと/人から距離を取る
・時間意識を持つ
・体調&モチベーションを保つために工夫する
・自分にとって居心地がいい場所を選ぶ(物理&人)
・ポイント&割引を使う
・人混みを避ける
・快適になることにお金を使う
・他人と比較するのをやめる

「めっちゃお金稼いでバリバリ働きたい!」という人には合わないと思う(ぼくがそういうタイプではないから)

「いい感じに働いて、プライベートの時間を確保しつつ、ストレスフリーでゆるやかな幸せを感じたい」って人は参考になれば嬉しいな。

固定費を下げる

書店にいくと「〇〇すれば人生が変わる!」という嘘みたいな本がたくさんある。

世の中には「これ本当?」と思う怪しい方法が溢れてるが、固定費の削減はガチで効果あり。

固定費ってのは、毎月必ず支払いが発生するお金のこと。

具体的には、家賃・スマホ代・ネットフリックス代とか。

多くの人は生活するためにお金が必要だから、お金を稼ぐために仕事しているはず。

必要なお金っていうのは人それぞれ違うけど、毎月出ていくお金は少ない方が精神的に楽だ。

毎月の固定費が100万ある人、5万円でいい人がいれば、ふたりの「稼がなきゃ」というプレッシャーは全然違う。

ぼくは月の固定費が4万円ぐらいだから、「仕事して稼がなきゃ」ってプレッシャーは少ない。

使ってないサービス・通ってないジム・無駄に広い家など、自分にとって必要のない固定費はガンガン削減してみよう。

毎月の固定費が少なくなると、グッと生きやすくなる。

下がった固定費の分を貯金に回したり、旅行代に使ったりすれば、将来のためにもなって単純に楽しいイベントも増える。

節約の方法がわからない人は、この記事を熟読して、片っ端から試してみよう。

無駄な出費を削る

固定費の削減が終わったら、普段の生活で無駄な出費を削ろう。

コンビニでお茶・水を買っているなら、家でお茶を作ったり、水道の水を飲んでみるのもいい。

「水道の水って衛生的に大丈夫なの?」と感じるなら、浄水器をセットすれば問題ない。

毎日ペットボトルの水を1本買ってる人は、それをやめるだけで年間34,500円の節約に繋がる。

34,500円もあれば、1泊2日の旅行もできるし、ニンテンドースイッチも買える。

ここ1ヶ月ぐらいの家計簿を振り返って「無駄なお金使ってないかな?」とチェックしてみよう。

家計簿をつけるのが面倒なら、家計簿アプリがおすすめだ。

ぼくはマネーフォワードを使って、クレジットカード・モバイルSuicaの履歴が、自動で家計簿につけれるようにしている。

生活に必要な「モノ」を考える

これも流派がたくさんあるけど、ぼくは「必要のモノはいらない」と思っている。

なぜなら自分が「ほしい!」と思って購入した商品って、本当は必要じゃなくて、企業の広告やマーケティングにやられている可能性が高いから。

今は「行動経済学」という学問も発展して、「どうすれば人間が商品を買うのか?」が分析されている。

名だたる企業の賢い人たちが「売るためのノウハウ」を研究しまくって、セールスをしているから、ぼくみたいな凡人は「基本的に無駄なものを買わない」というスタンスを持って微かな抵抗をするしかない。

ただミニマリストみたいに極端な断捨離をする必要はなくて、「自分はどういうものが生活に必要なのか?」という基準を設定すればいいと思う。

例えばスニーカーが好きな人にとっては、「こんなにあっても履けないよね?」って思うぐらい大量のスニーカーが欠かせないかもしれない。

好きなスニーカーを眺めて、「今日はどのスニーカーを履こうかな?」って悩む瞬間が幸せだとしたら、誰も口出ししちゃダメだ。

大事なのは「自分にとって、どれぐらいのものが必要なのか?」と考えて、実行すること。

服をパターン化する

オシャレが好きな人は、この項目を飛ばして読んでほしい。

「今日どんな服を着るか?」って毎日発生する任務だ。

ファッションに興味がない人にとっては、服を着るって面倒な作業で、「周りからダサいと思われなければOK」ぐらいだと思う。

おすすめは、毎日着る服をある程度パターン化すること。

ぼくの場合は夏以外はデニム+無地のスウェット・夏は短パン+無地のTシャツみたいに、ざっくり決めている。

服をパターン化しておけば、余計な服を買わなくなり、毎日のコーディネートの悩まなくなって快適。

スティーブジョブズが毎日同じ服着ていたけど、あそこまでストイックにやる必要はない。

自分の中で「こんな服装をしよう」ってルールを作って、その中で服を買ってコーディネートすれば、変に悩むこともダサいと思われることもないはず。

「どうすればいいか分からん・・・」って人は、とりあえずMBさんの言ってることを信じてユニクロへ走ろう。

場所問わずに働ける仕事をする

この項目だけ見ると、怪しい情報商材みたいで申し訳ない。

ただ「場所問わず働ける仕事」というのは、人生の難易度を下げてくれるから、外せない項目だと思う。

ぼくの場合はWebライターをメインの仕事にしているから、基本的にパソコンさえれば、どこでも仕事できる。(もちろんWi-Fiの奴隷ではあるが)

最近はリモートワークも増えてきて、徐々に「場所に囚われない仕事って自由度高くね?」と感じている人も多いだろう。

場所問わず働けると、住む場所を自由に選べる。

住む場所が自由に選べると、田舎寄りで家賃の安い物件に住めるから、一気に固定費が下がる。

固定費が下がれば、毎月の収支に余裕が出て、貯金したり趣味にお金を使ったりできて最高!

ぼくは神奈川の田舎に住んでいて、2LDKのふたり暮らしで家賃は4.8万(ひとり2.4万)だ。

個人的にはWeb系のスキルがおすすめで、ライター・動画編集・プログラマーあたりはいいかもしれない。

どの仕事も適性があるから、とりあえず1個成果物を作ってみて「これはいける!」と思ったらメインの仕事にすればいいと思う。

Web系の仕事に興味あるなら、この講座おすすめ↓

もちろんWeb系の仕事より、オフラインで人と接する仕事が向いている人もいるから、変にこだわらず試行錯誤してみるのが大切だ。

税金への知識を身につける

みんなあんまり気にしてないけど、普通に生きているだけで、割と税金を払っている。

絶対払ってるのは年金・健康保険・住民税・消費税、車を持っていたら自動車税、不動産を持っていたら固定資産税とか。

会社員だと、税金はすべて会社が払ってくれるから、全然興味もわかないと思う。

ただ総支給から、どれぐらい税金で持ってかれてるか、確認してほしい。たぶんゾッとするから。

払うべき税金がしっかり払いつつ、節税できるポイントは節税しよう。

節税の具体的な方法は、会社員・個人事業主・法人によって違うから、自分の仕事でググってみよう(人任せ)。

ひとり暮らしをしない

ひとり暮らしは、コスパが悪い。

家賃・水道光熱費・ネット代、快適に過ごそうと思ったら、お金がバンバン消えていく。

ぼくは社会人2年目までひとり暮らしをしていたけど、それ以降はシェアハウス暮らし・同棲をしている。

ひとり暮らしのメリットは「独占できること」だけど、独占した方がお得なものって少ない。

たとえば月のWi-Fi代が1万だとして、ひとり暮らしなら1万、ふたり暮らしなら5000円、シェアハウスで5人暮らしならひとり2000円。

こういう感じで、同時に住む人が増えれば、コスパはガンガンよくなっていく。

ただ「他の人と一緒に住みたくない」というタイプもいるから、そういう人にはシェアアパートメントがおすすめだ。

シェアアパートメントは、個室と共有スペースがあって、プライベートを守りつつシェア生活ができる。

実家暮らしも全然アリだと思う。

「いい歳して実家暮らしはダサい」という価値観もあるが、普通に親孝行で、金銭面も助かる。

ぼくは社会人3年目で実家暮らしに戻ったが、両親は喜んでくれて、家賃もかからないからめっちゃ助かった。

ひとり暮らしによっぽどのこだわりがなければ、「誰かと暮らしてコスパを良くする」方がいい。

あとひとりでいると鬱々としてくるから、近場に話し相手がいる方がメンタルも安定する。

苦手なこと/人から距離を取る

これも流派があるけど、ぼくは苦手なことをがんばりすぎない方がいいと思っている。

まず学生時代のテストと違って、苦手科目をがんばっても、あまり評価されない。

給料・稼ぎを考えるなら、市場価値の高いスキルを持っていた方がいい。

自分が苦手なジャンルで努力を積んでも、好きでやってる人には敵わないと思う。

知り合いでスゴ腕のエンジニアがいるんだけど、「プログラムを組むのはプラモデルみたいで楽しい」と言っていた。

仕事している感覚はなくて、ずっと遊んでいると、お金がジャンジャン入ってくるらしい。エグすぎる。

やっぱり自分の得意を伸ばした方が、他の人との差が生まれて、お金に繋がりやすい。

あと人間関係も同様で、苦手な人と一緒にいてもストレスが溜まる。

「苦手な人から学ぶことがある」というマゾ気質な人もいるけど、それだったら好きな人といて、学んだ方が健全だ。

会社を辞める理由も、人間関係がトップだったりする。

ぼくは「苦手な人とはあまり付き合わない」という方針で生きているけど、仲良い友達はいて、人間関係の中で学ぶこともたくさんある。

世の中には、あえてヤバイ人と関係を持って「こんなに苦労している自分って可哀想」という悲劇の主人公になりたいタイプもいる。

これは性癖レベルの話なので、好きにすればいいと思う。

ただぼくは「人生のハードルを下げて、ゆるい幸せを続けていく」という方向性なので、ヤバイ人とはなるべき付き合わない。

時間意識を持つ

急に意識高いことで申し訳ないけど、時間意識はけっこう大事だ。

時間意識とは、「なるべく短時間で終わらせて、時間を有効活用しよう」という姿勢のこと。

たとえば仕事で書類を作るときに、ダラダラやるのではなく、「どうすれば早く終わるか?」と考えて時短で作業したり。

時間意識を持って仕事すれば、バンバン仕事が終わって、時給も上がっていく。

ぼくは効率化大好き人間で、ヤバイときは時給2万円になる。完全にバグってるとしか思えないんだけど、時間意識を持って行動し続けると、こうなった。

時間意識に関しては、この本が最強に分かりやすいので、気になる人は読んでほしい。

睡眠時間を削らない

睡眠は毎日のコンディションを左右する。

各自、最適な睡眠量・時間帯があると思う。

ぼくの場合は最低7時間、ベストは9時間ぐらいだ。

睡眠不足だと、集中力が低下したり、太りやすくなったりする。まじでデメリットが多い。

毎日睡眠時間を確保して、コンディションを整えるだけで、寝不足の人に勝てるようになる。

「毎日忙しくて、十分な睡眠が取れない」という人は、「どこかで無駄な時間はないか?」を考えてみよう。

家事で忙しいなら時短家電、通勤に時間がかかっているならリモートワークの提案、など方法はたくさんある。

体調&モチベーションを保つために工夫する

人間は体調やモチベーションに左右される。

体調が悪いときの仕事は効率悪くて、コンディションを整えた状態で仕事する方が効率的だ。

「多少無理してもがんばる」という価値観をインストールしている人もいるけど、ぼくは「体調・モチベーションの安定を最優先」の方が長期的には効果があると思う。

小説家の村上春樹は、長編小説を書くために毎日食事量をコントロールして、ランニングして、十分な睡眠を取っている。

さらに「毎日10ページ書く」というルールを厳守して、体調・モチベーションに左右されず、マラソンのように小説を書き続けている。

自分が体調を崩したり、モチベーションが下がったりする要因をなるべく排除していこう。

自分のご機嫌を自分で取りつつ、いい感じにマラソンしていくイメージだ。

自分にとって居心地がいい場所を選ぶ(物理&人)

人間は、周りの環境から影響を受けやすい。

年収は住む場所(周りの人)によって決まる、という説もある。

よく「お金を稼ぐ人材になるために住む場所・付き合う人を選ぼう」という意見もあるが、ぼくは「バイブスが合う環境」を選ぶのが大切だと思う。

お金は生活を成り立たせる手段であって、生活の方が優先度が高い。

自分が居心地のいい環境・人を選ぶと、それだけでストレスが減っていく。

自分が好きなエリア・好きな人の特徴を抽出して、それを満たす環境・人間関係を構築していけばいい。

ぼくの場合は「ほどほどに田舎だけど、都会にもアクセスできる場所」がちょうどよくて、今はそんな場所に住んでいる。

ポイント&割引を使う

節約テクニックのひとつで、ポイント&割引の利用はおすすめだ。

たとえば現金で支払っている会計と、クレジットカードにするだけでポイントが貯まっていく。

ぼくはSuicaを日常的に使っているんだけど、以前はデビットカードからチャージしていた。

Suicaのポイントが貯まるように、デビットカードからクレジットカードに切り替えたら、それだけで1万円分のポイントが貯まった。

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なにもしなくて1万円分のポイントがゲットできるなんて、すごい。

こんな感じで世の中にはポイントがゲットできたり、割引で安くなったりするテクニックがたくさんある。

ポイント系って1回のインパクトは少ないけど、積み重ねていけば大きな金額になるから、バカにせずやった方がいいと思っている。

ただ「ポイントがお得だから!」といって、面倒なことをやりまくると、本末転倒になるから注意してほしい。

自分が面倒を思わずに、ポイントがガンガン貯まっていく方法を選んでいこう。

人混みを避ける

人混みを避けると、こんなメリットがある。

・風邪/感染症などのリスク軽減
・待ち時間が少なくて快適
・移動費/旅費が安くなる

風邪・感染症予防といった健康面のリスクは、ぼくが言うまでもないと思う。

人混みを避けて行動すれば、施設は空いてるから快適で、旅行をしても旅費は高くならない。

GWやお盆休みに飛行機乗ろうとすれば、狂ったように高い費用がかかってしまう。

支払う金額によって移動時間が短くなるわけでもないから、なるべく快適なサービスを受けれる方を選ぼう。

休日に出かけるよりも、平日の空いている時間帯に出かける方が快適だ。

おすすめは時間拘束がない仕事を選んで、世間との活動時間をガッツリずらす方法。

ぼくはなるべく平日に出かけて、休日は家で仕事したりゲームしたりしている。

そうすると、どこ行っても空いているので、かなり快適だ。

「快適さ」にお金を使う

お金を稼ぐ方法はみんな興味あるけど、「どうすれば有効に使えるのか?」という話はあまり聞かない。

ぼくの中での暫定解は、快適さへの投資だ。

たとえば節約のためにエアコンをこまめに消すという方法もあるけど、我が家では基本的にエアコンをつけっぱなしにしている。

エアコンをこまめに消したところで、そこまでの節約にならない。

むしろ「節約のために消さなきゃ」という意識や、部屋が快適な温度になるまでの時間が余計にかかってしまう方がダルい。

電気代はかかったとしても月3000円プラスぐらいなので、快適さを優先して電気代を使っている。

あとメガネがクソだるいから、レーシック手術でメガネを駆逐した。

こんな感じで「自分はどういうお金の使い方をすれば幸せなのか?」と考えて、基準値を作るのがいいと思う。

科学的な根拠が欲しいなら、この本で「幸福になるお金の使い方」を学ぼう。

怪しいタイトルだけど、スピリチュアルではなく、ロジカルに「最適なお金の使い方」を教えてくれる内容だ。

他人と比較しない

「どうすれば人間は幸福を感じるのか?」という学問によると、他人との比較は危険だ。

他人と比較することが癖になってしまうと、幸福度が下がりやすい。

生きていれば、年収・見た目・フォロワー数といった指標で比較されてしまう。

ぼくが「危険だな」と思っているのは、SNSをバンバン更新していたり、変に向上心が強くて負けず嫌いなタイプだ。

SNSは「自分の生活で輝いた瞬間」をUPするから、ライムタインは常にギラギラしてて、見る度に「みんなに比べて自分はキラキラしてないな・・・」と萎えてしまう。

最近の研究ではSNSを日常的に使っていると、うつ病になりやすいという結果も出ている。

日本人初のプロゲーマーである梅原大吾は、「他人と比較することなく、昨日の自分よりも1つ成長してれば、それでOK」と提言している。

この考え方を採用すれば、他人との比較・外的圧力から距離を取れる。

ちょっと冷たいけど、自分以外の人は他人だから、変に他人を意識せず自分に集中して生きていく方がいいと思う。

おまけ:仕事で自己実現しなくていいと思う

仕事に関しては、マジで流派が多いので、賛否があるかもしれない。

ぼくは「仕事に自己実現・やりがいを求めすぎなくていいのでは?」と思っている。

なぜなら仕事で自己実現するのは難易度が高かったり、仕事ってそもそも面倒で大変なことが多いからだ。

もちろん自分が得意な仕事・やってて楽しい内容がいいとは思うが、あまりにも追い求めすぎると、現実とのギャップに苦しむかもしれない。

「じゃあどうすればいいの?」ってことだが、ぼくの場合は「効率よく稼げて、どこまでストレスがないもの」が暫定解だ。

やりたいことは仕事以外でやってるし、仕事は生活費を稼ぐための手段なので、そこまで優先度は高くない。

ただ「仕事が大好きで、仕事してないと死んでしまう!」というタイプもいる。

仕事と生活のバランスは人にとって最適解が異なるから、自分と向き合って考えるしかないと思っている。


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