ビットコインの今後のポイントは?米財務長官イエレンの発言でテーパリングを意識!?BCH・ETHは再度高値更新!!
ビットコインは600万円台へ下落後に急反発。
米財務長官のイエレン氏による「米経済が過熱しないように確実を期するため、金利はわずかに上昇せざるを得ないかもしれない」との発言が、米長期債の金利上昇に伴うドル高傾向を招き、ビットコインなどのリスク資産が下落を引き起こした。その後イエレン氏は「直ちに利上げを意味するわけではない」との発言で一旦は下げを戻す形になっているが、焦りの見える釈明ととらえる投資家も多く、今後も要人の動向には警戒が必要か。先週号記載したFOMCは無難な通過となったが、今回の発言からもテーパリングに対して市場がどれだけ神経質になっているのかが確認ができた。また経済指標としては、改めて雇用が意識されるようになる可能性があることから、長期的なトレードをしていくうえでも米雇用統計には注目したい。ビットコインは、テクニカル的には中立な位置よりやや戻り売りを意識する水準に位置していることから、下落の速度に注意しつつ直近のレンジでは逆張りするようなトレードが増えてくることが想定されるので、逆張りの場合は指値逆指値をしっかり利用するなど普段以上にご注意が必要。
ETHは引き続き非常に強い上昇トレンドが続いていることにより高値を更新し続けている。
XRPはBTCに近い動きをしつつも、本日は190円台が射程圏になってきている。
BCHは本日最高値を更新トレンドラインをブレイクしたことで一気に上昇した形に。
総じてアルトコインが上昇、特にETHについては調整らしい調整がないまま急騰が続いていることから、利益確定の売りによる急落に警戒する声が市場から聞こえてきている。BTCの時価総額に比べてもまだまだ上昇余地があるとの見方が多いものの、上昇一辺倒を躊躇してETHを購入できていない投資家が多く、瞬間的な下落時には強い買いが入ることが想定できるので、新たな参入、もしくは買い増しのタイミングを見極めたい。
当社で新しくリリースされた板取引所の出来高が徐々に上昇していることに関しまして、改めてお客様に感謝を申し上げます。引き続き、新機能や使い勝手などご意見やご要望を募集しておりますので、何なりとご連絡頂きますようお願い致します。
筆者:前田慶次
参照:Bitcoin日本語情報サイト
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