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BTCはヨコヨコ、ETHは続伸!!NFTなどの市場拡大が追い風か。今後の動向は米雇用統計次第!?

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前週からの動向

前週からビットコイン(BTC)はヨコヨコなままレンジ相場で推移を続けている。
約3か月ぶり高値圏で心理的節目とされる5万ドルを頭に、200日移動平均線の間と小さめなレンジを推移しており、いつここを上にブレイクしてくるのかを今か今かと待っている投資家が増えてきているが、ビットコインがイーサリアム(ETH)などと比べて続伸していないことから、上がってきたところではロングの利食いが進んでいると思われる。
それでも200日移動平均付近の500万円台ではテクニカル的に買いが入りやすく一旦は反発されると思われ、BTC価格を下支えているもうひとつの要因として、ビットコインのハッシュレートも引き続き回復傾向にある。マイニングをする際の計算能力を表すハッシュレートの上昇は、ビットコインマイニングの参加者の増加を意味し、将来的に相場が堅調に推移すると考えるマイナーが増えてきているので、引き続きハッシュレートに注目したい。

一方、ETHは直近高値を更新し、最高値へのトライに期待がかかる。背景には、NFT(非代替性トークン)やDeFi(分散型金融)の国内外からの新規参入による市場拡大が続いていることや、ロンドンハードフォーク後にあった大規模バーンなどがあり、価格が上昇してきている。当社でも売買できるETH/BTCのチャートを見ると非常にわかりやすいと思われる。実際、ドミナンス(シェア率)も徐々に20%に近づいてきて、BTCに追いつきつつあるため、引き続きETH2.0を含めて注目したい。
ディーラーとしてはETHの流動性が上がってきているのを感じており、お客様にもトレードしやすいように働きかけたいところ。

今後の相場動向を占う上で、週末に予定されている米雇用統計には注目したい。テーパリングの動向は今後の世界経済に影響が出て、ビットコインを含めアルトコインが続伸していけるか、暗号資産全体にブレーキがかかり始めるか、大きく変わるため、ポジション管理にはご注意いただきたいところ。

筆者:前田慶次
参照:Bitcoin日本語情報サイト

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