読書感想:パウル・クレー 造形思考(上)
「やばい…。何言ってるか全然わからない…」
それも感想ですよね。
パウル・クレーの絵画理論書
いつまでも「アート」って何かしら?って言ってないで勉強しようシリーズ、今回はこの本です。
パウル・クレーの造形についての考え方を収録した本で、上下巻合わせて 820 ページの大ボリューム! バウハウスでの講義ノートをもとに、説明用に描かれたスケッチや関連する作品などの図説も豊富に収録されています。
これを読めば「アート」のなんたるかを少しは理解できるのでは?感性では無理でも理屈なら勉強すれば少しは理解できるはず!
それに、今はなんとなくやっているクリエイティブ・コーディングも理論を基に作っていけるようになるかも!
と、思って読み始めたのですが…
前書きまではよかったけど…
上巻は編者のユルク・シュピラーの前書きから始まります。
前書きにはクレーの画家としての軌跡、バウハウスでの講義と生活のエピソードとともに、この本のクレーの理論がどういうものかが書かれており、読んでいてとてもワクワクしてきます。
40ページにも及ぶその前書きを終え、期待を胸にいざ本編「造形論の概念」へ!
対立概念としてのカオスは、本来の本当に真実のカオスではなく、宇宙という概念に対して区域的に規定された概念である。
- 造形思考(上) 「造形論の概要」冒頭
😳!!!!?????
え!え!?えっ!? いきなり何!?
間違ってページ飛ばして読み始めたのかと思いましたが、これが本文冒頭。
先生!何のことだかわかりません! クレー先生、構わずこの調子でずんずん進みます。
やばい…。何言ってるかさっぱりわからない…。
最後まで読んだらわかる…のかな…?
いきなり面食らいましたが、読んでるうちにわかってくるかもしれませんもんね。
と、思いながらはや一週間、まだ本編 50ページも進んでません…😭
果たしは私はこの本を読み切ることができるのだろうか?読み切った先で何かを掴むことができるのだろうか?
とっても不安です。
でも、この本読み始めてからこういうの作れたんですよね。
もしかしたら無意識に働きかける本なのかも!
もうちょっと読んでみます!
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