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30min でコーディング出来るわけないと思っていたら本当に出来なかった。

2020/07/05(日) 開催のクリエイティブ・コーディング関連オンラインイベント「Processing Community Hangout Japan vol.2」にて、お題「七夕」での 30分時間制限コーディング企画「30min Coding Challenge」に、レオナさんと共に挑戦しました。

レオナさんは誰もが知るクリエイティブ・コーディング界の大先輩。
ブログ「だらっと学習帳」では Processing や p5.js のリファレンスには載ってないような実用的な Tips や作例が満載で、いつも勉強させていただいています。🙏

Processing Community Hangout Japan vol.2 アーカイブ

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JunKiyoshi 師匠のネタで練習

このチャレンジは 30分間で作品が"出来る/出来ない"ことよりも、自分のコーディングの素を見せること、ライブ感を出すことが大事だと思いました。
その上で見ている方にとって何か参考になったら最高ですが、とにかくまずは素を出すことができれば 100点!

この「素を出す」ために、七夕のお題でコーディングするのは本番だけにしようと思いました。

しかし、コーディングの様子を録画なんてしたことがなく、例えばエディタの文字が小さくて配信でつぶれて見えないなんてことのないように、環境の準備と結果の確認は必須です。

そこで、30minコーディングの環境確認に、(勝手に)師匠と仰いでいる JunKiyoshi さんの作品を p5.js で真似て作ってみることにしました。
選んだ作品はこちら。

結果、30min では作れませんでした。師匠超えは遠い!😵

この過程で、ブラウザ等の配置、録画の手順確認、エディタの文字の大きさの調整などを行いました。
参考までに、今回使ったその(洗練されていない)環境をご紹介します。

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コードは p5.js で書きました。
ブラウザ(Firefox)とエディタ(Emacs)を横に並べておき、エディタでコーディングしたものをブラウザでリロードすることで実行結果を見るという形です。

エディタでは上下にウィンドウを2分割して、上でコード、下で実況コメントを書くようにしました。本番では実況書く余裕なんて無かったんですけどね。
地味なタイマー(org-timer)もエディタ上で動かしてます。

録画ツール(SimpleScreenRecorder)は 30分間落ちずに安定して動くことを重視して選びました。途中で撮り直しになったらぶっつけ本番一発撮りにならなくなっちゃいますからね。

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録画なのにド緊張本番

『七夕のお題でコーディングするのは本番だけ、どんなの作るかも本番で考えよう。今は考えない、考えない。考えちゃダメ!考えないぞ!考えないんだってば!』と、意識すればするほど頭の中にネタが浮かんできちゃいます。ネタが浮かんできては『あぁ、だめだめ!』浮かんでは『ハッ!いけない!』という白昼夢に悩まされたので、とっとと本番始めることにしました。

いざ本番始めてみると、練習のときとは緊張感がまるで違う!
録画だから別に誰かに見られてるわけでもないのに、手は震えるわ頭は回らないわ、タイプミスに焦って頭が真っ白になってまたタイプミスという悪循環!

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始める前は『よ~し、ド派手に大風呂敷広げて大胆に失敗して、それをガハハと笑い飛ばしちゃうぞ!😤』と豪快でカッコいい私だったのですが、いざ始まったらチマチマ小ちゃくまとめに走ってしまい、なんともこじんまりとした中途半端な結果になってしまいました。

今思い返すと、本番一発撮りにこだわって「大丈夫かな?撮れてるかな?止まってるんじゃないかな?…こわいなーこわいなー」と思ってたのも緊張を煽る一因だった気がします。

本番で最後「まゆげ!!!」で終わってしまったコードがこちらです。
空行の削除やインデント揃えなどする余裕もなく、無駄な命令も入れたままです。フォントの指定をしていないので、実行環境によって絵文字の見た目が違ってしまうと思います。

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最終的には「まゆげ!!!」ではなく、こうするつもりだったんですが、あえなく時間切れでした。

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体幹鍛えるエクササイズ

JunKiyoshi 師匠の作品を 30min で作ろうとやってみたとき、普段のコーディングとは違う感覚を覚えました。
とても集中して取り組むことでコードがよく見えるというか、ふだんダラダラやってるのと違ってスキルが根本から鍛えられる感覚。「コーディングの体幹が鍛えられる」とでもいうような感覚です。

この 30min Coding Challenge、発表の場でなくとも自分でチャレンジしてみるのもスキルアップ・トレーニングとして有効だと思います。
集中するための手法としてもありですね。(ただし、これとても疲れます…)


今回は「30min Coding Challenge」に参加させていただいて、とても面白い経験をすることができました。
企画、進行の takawo shunsuke さん Naoto HIÉDA さん、そしてご覧いただいた皆さん、ありがとうございました。

コーディングを披露するドキドキ、それを沢山の人に見られる悦び… クセになりそう 😘💕


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