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私が私に、大事にしたいものが息子へと伝染したっていう話。


新学期が始まり、日常の忙しなさが
より一層を増して、1日という時間が
猛スピードで流れていますが
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

個々に特性が違い、知的の濃淡も違う
長男と次男の支援内容レポートとして
このnoteを作り始めたのですが
私が親として・母として・1人の人間として
受け取り、味わった感情をもそっと
記録していきたいなと思い、こうして細々と
キーボードをたたき始めました。

3年生になった長男と、2年生になった次男は
それぞれ違う学校へ通っています。

その理由はたくさんあるのですが
簡潔にいうと、

長男での経験や、お友達との関わり具合、
支援級やサポート体制の在り方etc..
総合的に判断した結果」です。
送迎はほんと、疲弊する要因No. 1に認定
してもいいぐらい大変ではありますが(笑)
個々の学校の色や仕組み・運営などなど、
違いを発見できる
いい環境でもあるなと思っています。

始業式当日、長男も次男も
やはり緊張気味で不安が
顔から溢れ出ていましたが
なんとか2人とも教室に入り、
式に参加できました。

長男は特に環境の変化に敏感且つ、
安定をこよなく愛するため、
担任の先生をはじめとした
支援級担任・サポーターの先生方もろもろ
大幅に変わるこのタイミングは大の苦手環境です。

担任の先生と支援担任が変わることは
事前に教えてくださるため、
(特性を考慮した上で配慮という形で)
春休み中に一度顔合わせに伺っていたことも
芽となり、比較的スムーズに新学期を迎えられた
ように感じているところです。

始業式の途中ですぐに帰宅して来るだろうなと
構えて待っていたのですが、
最後まで電話がなる事はなく
少し拍子抜けしながらも迎えに行き、
支援担任の先生と1日の様子などの情報共有を
していた時、長男がポロっと発した言葉が
あまりにも衝撃的で、何より心の中で
飛び跳ねたくなるほど嬉しかったのです。

その言葉というと、

「 僕、明後日はたぶんしんどい。おやすみする。 」


いつもその日の体調と心の状態は不透明、
(ま、大人でも皆そうなんですけどね;)

スケジュールの見通しがある程度立たないと
狂犬のように荒れ狂っていたあの長男が、
自分のメンタルの波に呑まれる前を
感覚的に察知し、見通しが生まれたこと

その気持ちを私に向かって、はなく
支援の先生に自ら
伝えるという行動をとった
のです。

これを読んでいて
たったそのくらいで大袈裟なっ』と
思う人も中にはいるかと思いますが、
(偏見すいません;)
たったそのくらい、ができない人が今、
沢山溢れかえっていることも確かだと
私は感じています。

実際、私が私の心のどこで揺らぎ
何に苦しくて・何ができないのか
なんとなくふわっとしているのです。
ましてやコントロール出来ているかって
聞かれたらぜんっぜん出来ていません。苦笑

なんなら、自分への苛立ちの矛先が
息子たちに向かっていることの方が大半です。

好きなことはある程度分かるけど、
苦手なこと・出来ないこと・心底嫌いなこと
そういったネガティブであろう感情ほど
蓋をして、押し込みがちなんですよね。

それに拍車がかかって
〇〇せねば思考が追いかけてきようもんなら
気がつくと何に苛立ちを
覚えていたか分からなくなっている、
そんなことの方が多い気がしています。

今年に入り、改めて
そういった環境に身を置き
自分の心に対して膝をついて
向き合っている最中で、
あい変わらず無意識に生まれる固定概念に
押しつぶされそうになっていたり、
出来ないこと=出来なきゃダメ、みたいな、
〇〇しなければならない・〇〇するべきだ思考に
振舞わされてしまっているのが現状ですが、

向き合い続けていると
沢山の気づきが対処法へと変わる
瞬間が沢山生まれてきました。

自分の声を訊き、否定せず受け入れる

今の私が大切にしたいこと、を
長男が自然と出来るようになり始めていることを
体感できたことが何よりも嬉しかった。

『私はこうしたいと思っているよ、
あなたはどうしたい?』

知った感情のその先もとっても大事で、
自分の感情は大切にしながら、相手に伝える。
伝え方を体感しながら学ぶ。
喧嘩になったり、お互いに感情が大爆発したりと
相変わらずカオスな日常っぷりではありますが(笑)
なんてたって私は私で満たされてる。

それが何よりの賜物であり、
「感情」の部分には特に難ありな長男坊が
こうして少しずつ、自分のペースで、
自分を知りながら毎日生きようと
頑張っていることに気づけたことー。
それが何よりも嬉しい、そう思う今日この頃です。

自分を声を大切にしたい。
私が私にそうしたい。

そう思って大切に日々生きていることが、
言わずとも子供達に伝染しているんだなと
体感して気づいた一コマでした。




END。❀·̩͙꙳。




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