源氏物語に学ぶ人間学
「源氏物語に学ぶ人間学」を読了。
源氏物語を読む前に、気になったので購入しました。
学生時代に古文の授業では必ず習った源氏物語。
世界の古典文学のベスト10にも入っています。
恋愛小説として読むのではなく、男性として女性との関わり方、女心を知るには最適だそうです。
男性は仕事で忙しい!
家族のために一生懸命働くのですが、お金や地位や名誉ばかりを追いかけると、妻や家族とのすれ違いが生じてしまいがちです。
「誰が食わせてやっていると思っているんだ!」などと言えた時代は、もうおしまい。
定年後は、国が年金で食わせてくれますからね。
定年後の長い長い時間を幸福に過ごすには、家庭内での人間関係が円満でないと難しいです。
会社では大事にされ、取引先がチヤホヤしてくれていたことを、自分の魅力だと勘違いする男性は多いですからね。
松下幸之助も、ナショナルショップを経営する人の条件として「夫婦仲がいいこと」を挙げていました。
夫婦仲が良くないと、仕事に身が入らない。
結果として業績も悪くなります。
私の今日があるのは、全て妻のおかげ。
優しく見守りながらも、叱咤激励してくれたからです。
日本人女性のしなやかさと優しさを、上手に引き出すためにも。
源氏物語を人間学として学んでみるのもいいでしょうね。
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