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リストラと労働組合

リストラにおいて、疑問に思い続けていることがある。
なぜ、管理職から肩たたきが始まるのか?

大学卒業して大企業に入社した人で、管理職(課長)になれない人は、仕事ができない人。
でも、労働組合は「組合員だから」ということで保護をする。
ひどい話になると、「組合費払っているから」云々ということになる。

会社の業績を立て直すのであれば、成果と年俸のアンバランスを正すべき。
現実には、非組合員の管理職から肩たたきが始まる。
基本的な能力が高い人を辞めさせてしまうことになる。
会社にしがみつかざるを得ない人が会社に残り、他社でも通用する人材から流出する。
これは、会社経営にとっては大きなマイナスだと思う。

私は、労働組合の存在や価値を否定しない。
でも、企業内組合が一般的な日本企業において、しかも労働条件が整った大企業において、「組合員の雇用を守る」ことと、「会社の業績を立て直す」こと、同一労働同一賃金のような「公平性」を目指すことの優先順位がアンバランスになっているのではないか?

組合が雇用を守ってくれるというのは、幻想に過ぎない。
会社が沈没してしまえば、企業内組合なんて存在できない。
20世紀ならまだしも、現在の経済環境に合わせたリストラを、労働組合も行うべきなのですけどね。

今の私には、関わりのないことですが。

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