心の平安を保つ

私の仕事は、考えることです。

研修や講演で、喋ることが仕事のように思うかもしれませんが。
情報を取り入れ、考えて、文章や図表にまとめることが本来の仕事です。

考える仕事で一番大事なこと。
いかに集中して考えられる状況を整えるかです。

もちろん、静かな場所、落ち着いた場所も大事ですが。
心の平安を保ことの方が、もっと大事です。
コロナで、このことをあらためて感じました。
自分と向き合う時間が増えたからです。

イライラしたり、心にモヤモヤがあると、そちらの方に気を取られてしまいます。
そうすると、生産性が大きく下がります。
ひどい時には、何も手につかない状態が１日続きます。

その原因の多くは、他人の言動に振り回されること。
「なんでこんなことするのだろう？」と思うことがあれば、そちらに心が引っ張られてしまいます。
怒り、嫉妬、不満など。
マイナスの感情を持つことで、思考が妨げられます。

人は、人と関わりを持たないと生きてゆけません。
ですので、交流を断ち切ることはできません。
マイナスの感情を持った時には、心を落ち着ける。
いい意味で割り切るしかないと思うのです。

もう一つは、心を落ち着けるように普段からトレーニングしておく。
他人からもたらされるイライラに振り回されるのは、自分が未熟な証拠ですからね。