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短歌が苦手で五感が鈍い

ある詩歌に精通されている方のブログを読んでいると,短歌を投稿されることがある。そして追記に歌意などを解説するといった形の記事を不定期に投稿される。

短歌だけ見ても私は「季節感をうまく表現しているなあ」と感じるだけで,本当に読み取る力がない。詩で表現されているものはわかりやすいが,短歌や俳句では私にとって意味などが理解しにくい。

解説には季節感や情景を色などを使って表現しているということが書かれていた。特に五感ということが強調されていた。

土用など季節の変化を五感で感じ取り,周りに広がる光景を詠む。とても基本的なことだろうが私には難しい。というか短歌自体にどこか堅苦しさを感じてしまう。

一般的には詩などとは違い,自らの感情などを表現することは少ないらしい。とにかく五感で感じ取ることが重要で,それが何らかの修辞法によって表現したりするのが基本だと言う。


私は短歌には興味があってずっと短歌を詠めるようになりたいと思っていた。だが,私には本当に難しくて1句を詠むのに1日はかかる。まず詠みたいと思った瞬間に五感を働かせることはできる。次に感じ取ることが必要だが,そこでいつも手こずってしまう。上手い人はここでたくさん感じ取れるはずだ。次に言葉を選ぶ段階に入る。ここでも私は考えすぎて手こずってしまう。このようにして苦戦しながら,自分でも恥ずかしい短歌が出来た(すごくぎこちないので載せない)。

評価は良くないだろう。基本的なことができていない短歌なもので,自分が納得しない短歌は完成したともいえない。読み取る力もなければ詠む力もないので私に短歌は向いていない。


私はある意味理想と現実を取り違えていた。「短歌で感情を表現しない」ということに従わず詠んだので,誤解していた。私の本当の想いは「自らの感情を表現したい」なので短歌では難しい。五感が鈍いことも少なからず関係するはずだ。

何というか私は現実に疎いのかもしれない。

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