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弊社コンセプト【没頭】

弊社コンセプトの設計における背景や思いなど、書かせていただきます。

これから仕事を共にする仲間や、弊社と関係を持つ企業様に対してのメッセージになればと思います。



【遊びで仕事を追い越す。】

私たちは、没頭することに価値を感じています。

私たちの考える没頭とは、「知の深化」に心酔し、時間を忘れ取り組むことができる、高い生産性を維持した状態です。
没頭を作り出しているのは、ただ楽しいという一点のみであり、本人は遊びの感覚だと言えます。
その遊び(没頭)から生まれる価値が極めて高い精度であることは容易に想像できるかと思います。

しかし多くの人が遊びを収益化することができず、生活のために低い生産性の仕事に時間を費やしていると感じます。
つまり、没頭できる事の方が生産性も高く最高の価値を生み出すことができるのに、それを実現することが難しい現状を私たちは問題視しています。

私たちはこの問題を解決することを使命としており、会社を単なる営利組織としてではなく、会社という仕組みを使ったプラットフォームであると定義付けています。
個人単位の「知の深化」と同時に組織単位で「知の探索」を行う事で、イノベーションを起こします。新たな価値を生み出すことによって個々が持続的に没頭できる仕組みを構築しています。

私たちは、それぞれが没頭しています。
皆様から頂いております全ての評価は、没頭が最高級の価値を生み出すことの裏付けになると同時に、私たちの考えが理想論ではないことの証明になります。

この考え方が多くの人々や分野に浸透していけば、最高に楽しい人生を過ごすと同時に、最高級の価値を提供することが出来るのではないでしょうか。
この考えを具現化することに私たちの存在意義があると言えます。



私たちの在り方

コンセプトの上層表現として、以下の内容を掲げている。

私達は利己的な欲求に投資を行っています。

私達の欲求とは、持続的に知の深化・探索を行えること、
そのための環境が整っている事、私達の価値を人々に提供出来る事です。
利己的欲求から生まれる最高品質が、私達の価値です。


これらのコンセプト設計の背景には、「変化の時代」と称されルールチェンジが激しい現代で生き残るために、新たな価値を生み出すイノベーション力が必要不可欠だという考えがある。

そして、イノベーションを起こすためには「知の深化」と「知の探索」が鍵であると考える。


私たちの考える「知の深化」とは、現状に満足せず更に深い知識を身に着けることであり、私たちの考える「知の探索」とは、ひとつの概念に囚われずに新しい結合を目指す取り組みのことである。


私たちは個人単位での「知の深化」に加え、組織として更なる「知の探索」を持続的に行うことを重要視している。

もちろん一人一人が「知の深化」×「知の探索」を目指す事も理想であるが、「個」×「個」の力によって更なるイノベーションを創出することが私達の使命だと考えている。



私たちの利己的な欲求

私たちの利己的な欲求とは、「知の深化」×「知の探索」を持続的に行う事が可能な環境があること。

私たちは、「知」に魅了されている。

また、その「知」を用いて生み出される新しい価値に興奮を覚える。


しかし一般的な会社組織では、「個人的な知の追求」よりも、「与えられた役割内での向上」が求められる場合が多い。

その結果、多くの人が自分にとって適切ではない仕事をしていると感じる。


私たちは「会社利益の追求」と「個人的な知の追求」という2つの方向性におけるミスマッチを減らす事が重要な課題だと捉えている。

そのためには、自社コンセプトを明確にし、内外部に発信することまで含めたデザイン経営を行っていく必要がある。

そうすることで同じ方向性への熱量を持った人を集め、「知の深化」×「知の探索」を持続的に行う事が可能な環境を全社員に提供できるのではないかと考える。

これらはイノベーションを生み出すだけではなく、会社に携わるすべての人材の労働満足度の向上を意味し、また、労働満足度の高い人材よって生み出される仕事の品質が向上することも意味する。


前提として、「個人的な知の追求」ができない人は向いていない組織だと感じる。なぜなら、自分が変化を恐れたとしても周りは著しく変化していく。

個人単位での変化はもちろん、組織としても変化していく必要がある。
個人単位で変化に立ち向かったとしても、組織が停滞していてはその波に逆らうことはできないからだ。

個人から組織へ。組織から個人へ。双方にとって良い影響を与えられるように明確な目的を掲げる事が会社にとって重要だと感じている。

noteなどの情報発信もその一歩であり、私たちの利己的な欲求の実現に繋がっていると信じている。



私たちにとっての遊び

知的好奇心を満たす事こそが最上級の遊びだと考える。


人によって楽しいと感じることには大きな違いがあるが、そのどれも追求していけば「知」にたどり着く。

単純作業や体を動かすことでさえ、効率化や最適解を探すためには知の追求が必要となる。


しかし、どれだけ「知」を追求してその道のエキスパートになったとしても「個々の好き」だけで生活していくことは難しい。それは、自身にとっての楽しみが他者にとっての楽しみでない場合が多いからである。

しかしそれを組織的な「知の探索」と組み合わせることで、新たな価値になる。


もちろんこれを実現するのは簡単な話ではなく多くの課題があるが、この考えをひとりでも多くの人と共有することで、新たな「個」×「個」のパターンを生み出し、「没頭=価値を生み出す事」に繋がるのではないか。


自身が没頭できる事が価値になるのは最高に楽しいことである。

仕事をしている時間のうち、「与えられた役割内での向上」を「個人的な知の追求」が追い抜いた時、それは最早、仕事というより遊びだと感じるだろう。

それこそが、私たちが掲げる【遊びで仕事を追い越す。】という考え方だ。



働き方

人によって楽しいと感じることには大きな違いがあるが、そのどれも追求していけば「知」にたどり着く。

先ほどこのように書いたが、個人単位の「知の深化」へたどり着くまでの過程における多様性も、組織として活動するメリットのひとつである。

組織全員が研究職で良いはずもなく、リーダーシップやコミュニケーション能力も重要である。

ただそれらの能力においても「知の深化」が必要であると言いたい。


年功序列によって生まれるリーダーや生産性によって評価されるリーダーの時代が終わりつつある。リーダーはリーダーとしての能力が必要だということである。

このことについてリーダー自身が自覚を持つことが重要であり、また、組織としてリーダーの役割を明確にすることも重要だと考える。

コミュニケーション能力においても同様のことが言える。


管理し合う組織ではなく、「個々の圧倒的な生産性」をより加速させるための組織でありたい。



会社というプラットフォーム

私たちは会社を単なる営利組織として捉えていない。

会社というプラットフォームを用いて考え方を共有できるメンバーを集めることを目的とし、社内外問わず生産性を高めていける仕組みを構築することを目指している。


しかし、これらの考えはルール化された中では機能しない。

イノベーションを生み出すのは常に自由の中にある。

そのため私たちは、個々のクリエイティブさを十分に尊重した組織でありたいと考える。

この理想とする組織を実現するためには、徹底的なマネジメントではなく、徹底的なコンセプト設計が必要となる。


私たちはコンセプトを公示し、考え方を共有できるメンバーを集める。それによって新たな価値を生み出すことが、私たちが会社をある種のプラットフォームだと定義付けて活動する理由である。

そこに役職や年齢などの垣根はない。



私たちの価値

私たちは、これらの考え方を元にそれぞれが没頭している。

その没頭から生み出される価値は極めて制度が高いものであると信じている。


私たちはこれらの価値を内に留めて自己満足で終わることを望んでいない。

これらの価値を用いて、多くの人のニーズにこたえていきたい。


それによって頂いた全ての評価は、没頭が最高級の価値を生み出すことの裏付けになると同時に、私たちの考えが理想論ではないことの証明になるだろう。



最後に

私たちはまだ進化の途中です。

途中というのは中途半端という意味ではなく、これからも進化を望む姿勢を持ち続けるという意思を含んでいます。


多くの人とこの考え方を共有し、新しい価値、新しい働き方、新しい生き方を探すきっかけになることを望んでいます。


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松本直樹@decico
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