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菩提心の称賛《宝珠の灯》第182偈

182)全ての供養の中で最高のものは、
無上の供養である。
それも菩提心などであり、
この功徳の源は、修行するに値する。
 
 
 
自分が素敵なものを持っていると、
皆とシェアしたくなるものだけれど、
 
それを大切な対象へ捧げる時に、
それは供養となる。
 
供養の対象はいろいろあるけれど、
道の先導者へ捧げる供養として、
菩提心がある。
 
先導者へ、
「あなたがしたように、
わたしも全ての衆生の役に立つために、
智慧と方便を修行して、
仏陀になります。」
と心底から願う心を捧げる。
 
それによって、
修行者自身も、他者も幸せにすることができる
功徳が全て発現してくることを
先導者は知っているので、
とても喜んでくれる。
 
生じさせたら、
実践あるのみ。
 
思うだけで、
言葉だけで、
終わらせないように。
 
それもまた、
先導者の更に喜ぶ供養となる。

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