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モンゴル

モンゴルのウランバートルに来ている。
ガンデン僧院に来ている。

カーラチャクラという
インドからチベットに古くから伝わる
密教の教えの
ご本尊様とご縁を頂くため

そして祈るために来ている。

ことの始まりは今年1月のブッダガヤ
インドの仏教聖地で
チベット仏教の或る法話会があった。

法話会の内容が今まで受けたことのないテキストだったので
お坊さん尼さん、
そして在家の善男善女に混じって
一緒に受けてきた。

その時、斜向かいに、
穏やかそうなモンゴル人のお坊さんが座っていた。
隣には元気なモンゴル人のお坊さんがいた。

元気なお坊さんはチベット語を話し、
今年の8月にウランバートルのガンデン僧院で
カーラチャクラという
密教の教えがあると教えてくれた。

そして穏やかそうなお坊さんは
そのお寺で働いているボスだとのことだった。

「もし来るのであれば」と、
スケジュールも早々に送って下さった。

その時は「家族にきいてから」と
本決まりの気持ちではなかったが

後にカーラチャクラの別の法統を持つ
ジョナン派のリンポチェが来日され、
カーラチャクラのご縁結びをなさった時に
お手伝いしていて、
モンゴルで非常に大切にされているラマが
亡くなられた時のことを訳す機会があった。

そこに
ウランバートルのガンデン僧院という言葉があった。

数日後、チベットフェスティバルという
チベットの民族・文化を紹介するイベントで、
1日モンゴル人女性と同じブースでお手伝いすることになった。

モンゴル付いている。

それで来ることを決めた。

昨夕チンギスカン国際空港に着いたが
先ず驚いたのは空港の周りに民家が一つも無いことだった。

着陸が近いというのに
波のような草原ばかりが続いて
『えっ、ホントに?』と
成田から来た筆者は疑った。

ウランバートルからは50キロほど離れているらしい。
夢に見ていたモンゴルの草原を
着陸前にいきなり見てしまった。

迎えに来て下さったのは
ダラムサラの先生にいつも会いに来られる
モンゴル人のお坊さんと
非常に信仰心があつく仏教コミュニティを助けておられる美しい女性(もちろんモンゴル人)と
彼女の息子さんだった。

言葉にできないほどありがたい。

今日は法話会のパスを作るために
お寺まで連れてきてくれた。

因みにモンゴル人はパスを作る必要はなく、
外国人のみが作らなければならないそうである。
今回はモンゴル国外から400人ほど参加するとか。

モンゴル人はもちろん
数え切れないほど参加する。

明日は早朝5時から儀式が始まる。

今日は早く寝よう。

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