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10センチサイズのミニキャンバスに挑戦

おはようございます。
昨日は久しぶりによく眠れて、すっきり起きられたのでこのまま制作に入れそうです。
以前ここに乗せた作品はB4と大きめでしたが、今描いているのは縦横10センチの正方形なので、手のひらより少し大きめの作品になります。

私がよく展示へ行く作家さんの中には、5センチ以下の小さなフレームに作品を入れる方もいます。私自身も、3センチ前後の作品ってミニチュア感もあってとても好きなのですが・・・なかなか自分では作れなそうです。小さいゆえの、手作業の慣れも必要だったりなのだと思いますが、描くというよりかは工芸に近い作業になる感覚で、個人的に工作よりずっと職人気質な世界に感じるのです。
おそらく作者側で作っていて心地よく感じるサイズというのはあって、私にとってそのサイズが今のところ小さくて10センチくらいなのかな、と・・・。
せっかく描いていくなら継続できる形が今はいいなと思うので。


上からヘレナモルフォ蝶、左下がオオゴマダラ、右下はオビクジャクアゲハになります。
ヘレナモルフォはまだ下書きのみです。


キャンバスのざらっとした質感で、筆跡がいつもと変わって見えるのも楽しいです。

完成したら、ヘレナモルフォとオビクジャクアゲハは私の作品で初の海外の蝶になります。(右下のオビクジャクアゲハはほぼ完成しつつあります。)
もともと蝶を好きになったのはいくつか理由があるのですが、このヘレナモルフォは一時期強い憧れのようなものがあって、アクセサリーなんかもモチーフにしものが欲しくて、よく探していました。でも結局ピンとくるものがないままで今に至り、そんなに強い気持ちがあるなら一度は描いてみるのも良いかなと。薄い羽の立体感やキラキラを描けたら楽しいだろうなあ・・・。
小さいサイズで色々マチエルの効果も遊んでみたいのですが、今はどうも細かく描写してしまうようです・・・。これでも水彩の滲みを少しずつ残しています。このサイズの蝶シリーズはたくさん描きたいので、今は少しずつ形が自然に変わるのを待つときかなとも思います。

販売を今後考えるとしたら、お客様に一度はキャンバスそのままでお手に取っていただけたら嬉しいなーと夢見ています。今は100円ショップでも、インテリア商品で小さいイーゼルやアクリル板の立てかけがあって、身近にアートが取り入れやすくなってきていますね。そういう形で、手作りものがすきな人に飾ってもらえるような作品にしていきたいです。

これ以外にはF0サイズが1点、A4サイズに1点下書きしたままの作品があります。そちらもまたお見せできたらと思います。

それでは次回の更新でお会いできますように。


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