GTE生徒会、2024年も第5期生が文部科学省へ政策提言を提出!
みなさん、こんにちは!GTE3期、4期生徒会に所属していた、かえです!
今回は今年の3/26に5期生徒会が行った文部科学省への政策提言について、元生徒会の私からレポートさせていただきます。
文部科学省への提言
今回の提言テーマは大きく分けて3つあります。
第1章は地域による情報格差の是正、
第2章は生きる力を育む授業のあり方、
そして
第3章ではICT教育の充実です。
私たちは実際に文部科学省の決めた教育内容を受けている生徒という立場から、その視点から感じたり、体験したことを元に提言書を書きます。
GTE生徒会メンバーは、約半年という長い期間をかけて政策提言を作成します。私たち生徒会は、「何を提言するのか」というところから自分たちで話し合い、テーマを決めます。テーマを決めたら、それぞれ興味のあるテーマの問題点や今後の改善点を探し、それらについて議論し合うことで提言書を完成させていきます。
政策提言制作で大変だったこと
ここからは、実際に生徒会として政策提言を行ったことのある私から政策提言制作の大変さについて紹介します!
何が一体大変なのか???
1.私生活との両立
生徒会メンバーは中高生の集まりなので、本業としてはみんな「生徒」です。そのため、学校での勉強や部活動などをやりながら制作提言の制作を行うことになります。この両立がとても大変なんです…!!メンバー皆の予定がなかなか合わずミーティングや制作ができなくなったり、ただでさえ学校の課題がたくさんあるのに制作提言の制作というタスクも抱え、今以上に多忙になったりします。
しかし、私生活と制作提言制作の忙しさに慣れてくれば、自分のタイムマネジメント力が向上します。実際に「〇〇までにこの課題を終わらせれば、この日は十分に休みが取れる!」といったように自分のスケジュールを組み立てる力が身につきます。そうすることで今までよりもたくさんのタスクが行えたり、十分な休憩時間を手に入れることができます!
最初は大変だと思うかもしれませんが、慣れてしまえばそこまで苦しく感じることもないです!
2.提言内容を考える
この活動で一番重要といえる提言内容、それを自分たちで考えるのも難しいし、この活動の中で一番大変な部分だと私は思います。生徒会のミーティングでテーマは早く決まりますが、実際に提言したいことを考えるのにはどこのチームも苦戦します。自分たちが変えてほしい、やってほしいと思った内容が既に行われていたり、やりたいことを考えたは良いもののその具体的な案や教育方法を考えるのに悩まされます。
また、調べ物をする際はよくあるネット記事からの情報ではなく、国やその情報機関、または学術的な論文からの情報を使って内容を構成していかなければいけません。そのため、自分たちがほしい情報や答えがなかなか見つからないことも。調べ物に慣れていない人は大変に感じると思います。
3.チームメンバーとのすり合わせ
提言を考える中で、メンバーと意見のすり合わせをすることも大切です。話し合いをしていたとしても、自分と相手との考えや意見がズレて行くことがあります。そうなるといくら話し合っていてもお互いがうまく理解できないので、話が並行戦場になり終わらない……ということにつながってしまいます。
メンバーとズレてしまうと今まで考えてきた案を一から見直す必要がでてしまいます。そのため、少し時間はかかってもしっかりと話し合うこと、相手の意見の意味をしっかり捉えることに注力することが求められます。このしっかりとした話し合いは自分の集中力や洞察力など神経を使うのでかなり疲れます。
しかし、他人と意見のすり合わせは、この先色々な場面でしていかなければならないのでこの能力を身につけられると自分の今後に生きると思います!
参加して良かったこと
大変だったこともありますが、もちろん良いこともたくさんあります!!
それをいくつか紹介します!
1.良き仲間ができる
テーマ決定から実際に提言するまで共にするメンバーとは、友達以上に仲を深めることができます!話し合いで腹を割って話した分、仲良くなるのも早いです。また、意識の高いメンバーも多いので彼らからたくさんの刺激をもらうこともできます。
私もこの生徒会の政策提言活動によって自分と気の合う仲間と出会い、その仲間と共にGTEの英語ディベート部を設立しました!!お互い良き仲間になったからこそ、一緒に新しい活動を始められたり、友達以上の関係を築くことができます。
実際に生徒会5期生のメンバーも提言後の食事会で楽しそうに団らんしていました!
2.普段できない経験
実際に文部科学省へ伺って、自分たちの考えた政策提言案を直接言うことができる機会はなかなかありません!!このような経験を得られるのがGTE生徒会の醍醐味といっても過言ではないと思います。
「自分の意見を国に伝えてみたい!」や「チームで何かを成し遂げてみたい!」という人にはピッタリの活動だと思います!もちろん、先ほど挙げたような苦労や大変さもあります。しかし、この苦労を乗り越えできた提言案の達成感は言葉に表せません!この達成感は実際にやってみないと味わえないと思うので、気になる方はぜひ生徒会への参加を検討してください!!
編集後記
最後までお読みくださり、本当にありがとうございます!今回は文部科学省への政策提言の話をしましたが、生徒会としての活動はこれ以外にも日英ディベート部の運営や起業メンター体験など様々な活動を行っています。この活動により、自分の行きたい進路が見えてきたり、大学の総合型・学校型推薦で活かすことができます!少しでも「やってみたい」と思った方は、ぜひ生徒会へ参加してください!!私もOGとして皆さんの参加をお待ちしています!
かえでした!ありがとうございます。
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