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僕の高校時代と学ぶことの意義

皆さんこんばんは。と言ってもこの投稿がアップされるのは恐らく午前3時超えるでしょうから、実質おはこんばんは、でしょうか。実は令和元年度の商法をあれこれやってたんですよね。そしたら終わったのがつい先ほど。歯磨きも布団敷もまだでしたので急いでやって。で、もう寝るのがめんどくさいからnoteの記事でも書こうかなぁ、と思って今『キセキ』(CV:高橋李依)とパンプキンパイとシナモンティを聴きながら記事を書いてます(からかい上手の高木さん好きなんです俺)。勿論下書きなんてしてません。思いついたままに書いてます。さて今回は学ぶことの意義、なんていう今の世間のニーズとは合わないものを書いていこうかなぁ。

知ってる人もいると思いますが、実は僕は高2の頃は理系でした。と言っても文系と理系の両方をやっていたんです。学校では文系を、SEGという場所で数学・物理・化学を学んでいました。当時の僕は法曹志望ということで法学部に進学すべく文系を選択したのですが、実は中身は100億%の理系人。数学やら化学やら物理やらやりだすともう止まらない。腹減ったりしない限り問題解き続けてるような人間です。大体高校のホワイトボードに物理公式とか書いてニヤニヤしてた人ですよ。客観的に見れば危なっかしい人にもろ該当してますよね(俺は自分のこと危ない人だの狂った人だの一ミリたりとも思ってないし、そう思う人の方こそが脳ミソ狂ってる危ない人だと思うけどwwwww)。だから高2以降どうするのか、文系理系どっちに進むか決めないといけないときにはめちゃくちゃ悩みました。進路選択させるなよ、させたとしても高3でいいだろ!ってめちゃくちゃ不満垂れていました。元々高校入学前から法学部に行くということだけは決めてたんですよ。ただ、SEGでは中二以降数学の魅力に、高一で化学の先生(Y久先生)に化学の魅力を目の当たりにして、高2の物理(椿先生)の教え方がうますぎてぱぁっと視界が開けたかのような理解が出来て物理にどっぷりはまってしまい、というわけで、まぁ理系の世界の面白さに憑りつかれてしまったんですよ。しかも、高一の時に知り合った親友が仮面ライダービルドを紹介してくれたんですよね。と言っても、LINEのメッセージで「イェイ」と返信が来て、その後何かの機会でたまたまYouTube見てたら桐生戦兎(ビルドの主人公。ビルドは全話制覇しました。しかも二周)が出てきて、ボトル振ってた時になんやら複雑な公式出てきて「こいつらを全部理解したい!」と思ったのが物理を本格的にやるようになった始まり。その後椿先生に会って物理を本気で好きになったんだけど。しかも、科学者になるのもいいし、医者になるのも良いし、となりたい職業が複数出てきてマジで悩む始末。あの時ほど「マイティブラザーズXXみたいに身体複数に分裂してくれないかなぁ」と願った日はありませんでした。マイティブラザーズXXは仮面ライダーエグゼイドの強化フォームで二人に分裂するんですよ(どうでもいいわ)。

というわけで俺は将来理系の職に就くことも想定して高2の時に文系理系の両方をやることを決意。ただ、高2の12月になってそろそろどっちかに決めた方がいいかな、と思い文系を選択。文系を選択すると、社会科を採ることになる。僕は二次試験で社会科が二科目必要だったので、日本史と地理を選択。いやホントは日本史世界史選択にしようとしたんだよ⁉だけど。「高入で日世は時間がない」と言われ結局日本史世界史どっちにするかで悩んで日本史に。理由は人物名覚える時にカタカナが複雑で俺の滑舌ではまともに読めないのでまともに覚えられないだろうというウルトラしょうもないものでした。まぁ社会科はあまり得意ではなかったから、高3での日本史はクラスでは下から二番目くらいの悪さ😭いやマジで苦手意識あったよ。でもいやではなかったかな。勿論物理とかやってる時の方が100億倍楽しいと思ってるのは否定しないよ。積極的に肯定するよ。でも苦手だから嫌いってのは少し理由になってないんだよね。苦手⇒嫌いっていうのは学問を大学進学のための一時的手段と考えてるから成り立つのであって、学習自体を目的にするなら嫌いになるはずないのよね。何かを学ぶということはその「何か」が包含される世界の少なくとも一部を目撃するってことだと思っている。世界を目の当たりにできるって思うとそそりません?自分の知らない世界に簡便な方法でアクセスできるって。まるでTwitterで世界と繋がってるかんじ。「こういう世界もあるのか」。それだけで十分な心の栄養になるのではないでしょうか。だから日本史とか苦手でしたけど嫌いになったことはありませんでした。どちらかというと知識覚えられない自分自身に嫌気が差してたかな。

あ、そうだ。このnote、Twitterの@CriticNoripiroと連携してるので、ご自由にフォローしてください(あくまで任意です)。

さてここまで自分の高校時代の学習歴を紹介してきたのですが、ここからが私見です。あくまで私見なので、話半分で聞いてください。

「その学問って実用性なくね?」これはもう耳に胼胝ができるほど聞き飽きた常套句。俺からすれば学問やる意義ってやること自体に意義があるのであって実用性云々ってのはその意義とは100億%無関係なんだよなって思ってます。てかそれならわざわざ苦労して高校受験して高校入って、さらにまた大学進学のためにつらい思いしてお勉強する必要なんてないでしょ。だって義務教育自体は中学までだから実用性云々で入学するくらいなら最初から労働という選択した方が自分にとってもっと実用的ですぜ?高校はいらない方がよっぽど合理的だろ。

この意見には「日本の学歴社会があるから仕方ないじゃないか」と反論する人もいるでしょう。まぁ確かに。日本は学歴社会ですよね。東大京大等旧帝大・国公立、早慶上智という難関私立に行けばいい会社就けるっていう神話が世間では蔓延ってますよ。でもあくまで高校入学、大学進学、就職って一つの世界に入るための門であってその門通れば将来安泰だなんて誰も保障できてませんからね?その門くぐったとしても落ちこぼれるやつは平気で落ちこぼれますよ。逆に、その門に何とか苦労して到達してくぐり抜けて、そこから先頑張って上に登ってく人もごまんといます。数年前には東大卒なのにニートとかいうニュースもありましたけど、あれって未だに学歴社会から脱却できない日本社会と、高学歴≠人生安泰ということを如実に表現してるとしか言いようがないでしょ。まぁこんなことになったの一因に、高等教育が実質的に見て大学進学のために組まれたものでしかないという評価が可能な仕組みにあるのも否めませんが、そのことについてはまた別の記事で。

まぁ、この大学に行きたい、将来安泰のために高学歴を狙おうとか考えてレベル高い大学に行くのって凄い勿体無いことしてるんだよね。このだいがくのこの先生の授業が受けたいとかいう理由でこの大学選ぶならまだしも、この大学じゃなきゃいやって、自分で自分の選択肢を少なくしてると思う。その大学じゃなきゃだめっていう理由は通常はないでしょうよ。命かかってるわけじゃないんだから。それにいざその大学入ったとしても、その4年間(或いはそれ以上?)、何して過ごすの?大学に入ったから通常はもう試験なんてないよ。試験のために勉強なんてのはもう必要ない。部活?サークル?それやること自体は否定しないけど、それなら地域のクラブとかでもいいのでは?その大学でないとできないことなのそれはほんとに?

っていう疑問があるんだよね俺は。だから、俺は大学自体で選んだわけじゃないのよ。俺は今中大法学部に所属してる。受験したのは東大、早稲田、中大の3つだけ。全部法学部。俺法学部行くためだけに文系にしたし、法学部いくんじゃないならハッキリ言って興奮できる物理とかできる理系に進んでたよ。だって好きなんだもん。理系科目が。俺にあってたんだもん。

まぁだから何も決まってない状態で行きたい大学いって漫然と4年過ごすのって勿体無いよって思う。まぁ、その4年間の中でドはまりした学問見つけてどっぷり浸かってきたというなら儲けもん。その期間は有意義だったと思う。ただ漫然と高校行って、大学も漫然と行って、内定もらえた会社に就職、後に結婚して。っていうのは俺からするとちと陳腐すぎないか、と思う。せっかくなら今いる世界で精一杯楽しまないといけない。その世界に自分が入り込んだ意義・意味を無下にするのは自分が選んだ世界を自分から否定することにほかならない。大学ってのは本来学問研究のためにあるのだからせめて卒業までに「この科目やってよかった!」と本気で思える学問とであってほしいし、やりたかった学問が決まってるならそれにどっぷりはまってほしいなぁと思う。

何言ってんのかわかんないって思う人いると思うからザックリまとめると、

①何がしたいから学ぶのか?どうして高校に行くのか?大学に行くのか?大学に行って何がしたいのか?もしその大学にこだわるなら、こだわる理由は何なのか?これから先、何をして生きていきたいのか?これらの疑問に平時から事あるごとに向き合ってその時その時で自分なりの答えを出すようにしておく。

②仮に今自分が何がしたいのか分かっていない、見つからないなら、高校・大学入る中でそれをできるだけ早めに見つけよう。長くても6年(大学院行くなら別だけど、大学院ってマジで勉強したい人が行く場だからねぇ。学歴屋が行くべきところじゃないよ)しか期間はないよ。

ってこと。人生は一度あるか複数回あるかはわからないけど、今あるその身体を通じて体験していくことができるのは一度きり。それならその身体を通じて世界を楽しむべきだと思う。安直な判断は時に自分にとって損害をもたらす。後になって悔やむからこそ後悔ってことになるのだけれど、できるだけそうならないようにするために事前に予測できるのなら事前にあれこれ悩んでみるのも人生をより充実したものにすると思う。


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