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体育会男が高い報酬を得る理由

大多数の人は、自分に値段を付けられる機会が無い。自分に値段をつけられる例は、プロ野球選手やユーチューバーみたいに、会社に属さずピンで仕事をしている人、自分の脳と体ひとつで仕事をしている人だ。フリーの芸人もそうだろう。とにかく「自分でやらないと」金を稼げない状態で生きてる人である。

大多数の人は「会社に雇われ」、個人の能力や仕事ぶりの差に関係なく、同期は皆一律、東大生だろうが日本一のタイトルホルダーだろうが一般人と同じ時給1200円といった働き方をしているせいで、自分自身の価値、自分自身の値段を体感したり考えたりする機会がほぼない。そういう生活を漫然としているから、自力で稼ぐ力が身につかないのである。

体育会男子がデブサポ!をやりたがるいちばんの理由は、彼らは自分自身に値段が付くことを面白がっているから。同じ3時間で1万円払われる者もいれば15万円の者もいる。「この差」がおもしろくてたまらないのである。おもしろいと感じるのは、攻略脳である。長くスポーツを続けてきた連中は、この攻略脳が一般人に比べ抜群に成長成熟している。彼らに1時間5万円15万円という値段が払われる理由のひとつは、彼らの攻略脳あるいはチャレンジ脳の価値でもある。

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