【春ゲムマ2020新作】鍋代官のデザイナーノート①
どうも、Sunnyです。
本日からゆっくりと、鍋代官の話をしていきます。
まずは
先日までのキャンペーンの購入ありがとうございました!
2020/4/25~4/30の6日間で割引をしておりましたが、引き続き販売しておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
鍋代官の着想
このゲームは前の記事でも書きましたが、もともとはチャーハンのゲームでした。
元々はチャーハンを作るゲームにしようとしていたのです。
その発想は「鍋が使いたい!」というシンプルな想いでした。
この発想は、実はデバックモンキーズが始まった2018年の3月頃にメンバーと鍋使いたくない?みたいな話をしたことから始まっています。
当時の僕たちは、食べ物ゲームを作ることへの期待と魅力があり、そのなかでコンポーネントに鍋があると、シンプルに「あまり見ないよね、面白いよね」という気持ちでした。
そこから1年半たち、改めて作品を作る中で、あの時のアイデアを形にしてみよう!と思い、鍋の中でも珍しい「中華鍋」を使ったゲームで走り出してました。(この時はたぶん2019年の12月くらいだったと思う)
で、実際に中華鍋でチャーハンを作るゲームを制作していきました。
中華鍋の課題
中華鍋って、何かと言われると、中華料理特有の高火力でバッと調理することに耐えきれるように、鉄素材で作られてるんですね。
で、いろいろやっていくと、鉄ってコンポーネントとのぶつかる音が凄まじいんですよ。
まじで、ほんと嫌になる音。金切声みたいな。
テストプレイしていく中で、これはプレイに適していないと判断しまして、アルミ製にしました。
となると、アルミ製にするとチャーハンのイメージが薄れるんですよね。
じゃあ、この製品に合う料理ってなんだ、となり鍋になりました。
ここは、そもそもの着想が「鍋を使いたい!」だったので、変えたときにそれに合う世界観(料理)というのはシンプルに変えることができました。
コンポーネントと世界観ありきで今回はゲームを作ったので、コンポーネントはかなり課題でした。笑
鍋代官のポイント
シンプルに「鍋であること」
そして、鍋ってあんまり少量のイメージはなくて、鍋いっぱいのスープに具材であふれている感じを出したいと思い、「大量の具材コマ(サイコロ)」
そして、鍋を食べるときのシチュエーションである「よそい合う」という行為
ここは鍋の世界観を表現するために、よそい合う必要があるなと。
そして、おたまでサイコロをすくうというアクション
ここがこのゲームの一番面白いところで、普段だとサイコロって100%運じゃないですか。
そこに関与しようと思えばできるんですよ。自分のスキルで。
(もちろんできないこともあるんだけど)
だから、サイコロを使った運ゲーかと思いきや、体感として珍しいゲーム体験になっていると思います。
ぜひ、これはやってほしい。。。。
というわけで、第一弾はコンポーネントや経緯の話。
続いてはデザインの話をできればなと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
BOOTHは現在も販売しております。
20個限定で、残り10個弱。再販は厳しいので、この機会に是非!