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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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大崎姉妹の名前についての微考察

・アイドルマスターシャイニーカラーズには双子のアイドル、大崎甘奈と大崎甜花が登場している。二人ともアルストロメリアというユニットに所属し、少し年齢がお姉さんの桑山千雪と共に一生に一度のアイドル人生を歩んでいる。

・大崎姉妹のうち、少し内気な雰囲気が漂う姉が甜花、明るく周りには接しているが時たま弱さが垣間見える妹が甘奈である。

一人称について

・彼女たちは一人称を甜花は「甜花は……」と言い、甘奈は「甘奈はね……」と言う。要するに彼女たちは自分の名前を一人称にしている。これはゲーム内で見るより、二人の容姿がかなり似ていることが起因しているのだろう。

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シャニマスゲーム内立ち絵

・ゲーム内で見るより似ていると言えるのは、毎日のようにアルストロメリアを見ているファンですら大崎姉妹を一発では見分けることができなかったシーンがゲーム中に描かれているところからわかる。

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流れ星が消えるまでのジャーニー第6話<静かに、夜が逃げないように>

・でも、この女子高生、「偶然遭遇して焦っている中で、め↑っちゃ似てる双子を見分けろなんて無理じゃん!」 って後で言いそう。

双子らしく容姿が似ている二人に大崎親は一人称を名前にすることを幼少期に約束していた可能性は充分にある。他人が二人に接した時、見分けられるように。

・それはおそらく幼少期だけの約束であったが、今でもクセになっているのだろう。

・とはいえ、外部の営業に出る際には甘奈も一人称「私」を使っているのを見ると ""大人甘奈"" を感じられていい。

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アンカーボルトソング第2話<ひとりずつ三人>

・甜花の一人称が「甜花」以外のシーンってあったかな……わかり次第追記します。知ってる人がいれば教えてください。

大崎姉妹の呼び名について

・大崎姉妹はお互いのことを「甜花ちゃん」「なーちゃん」と呼び合う。

・個人的に気になっているのが、甜花→甘奈はあだ名、甘奈→甜花は名前+ちゃんであること。

・大崎父は「甜花」「甘奈」と呼び、大崎母は「甜花ちゃん」「甘奈ちゃん」と呼ぶ。(父が呼んでいるのはジャーニー、母が呼んでいるのはジャーニー他、様々なコミュで観測できる)

・兄弟姉妹間の呼び方は、親の呼び方に影響されると考えると甜花の「なーちゃん」はどのように生まれたのか。

1.「ぉねえちゃん」に対応するように「なーちゃん」になった説

・ジャーニーに出てくる大崎姉妹の過去エピソードの時期は二つあり、一つ目は大崎親からデビ太郎を贈られた頃、二つ目はそれより年を経て大崎姉妹が10歳前後の頃である。

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流れ星が消えるまでのジャーニー第1話<セピアの森でチカチカ光る>

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上下共にジャーニー
上が第3話<小さな記憶のピルエット>、下が第5話<とろけるおふとん>

・甘奈の「甜花ちゃん」が声色の違いに加えて、ひらがなと漢字で表記が変わってるのにこだわりを感じます。ほのけ、シナリオ班に賛辞を贈る。

・コミュを見る限り、少なくともひらがなてんかの頃には今の呼び方(甜花ちゃん⇔なーちゃん)になっているとわかる。

・ひらがなてんかの頃は何歳なのかは定かではない。見逃してるだけでコミュに表れてたら懺悔。

ひらがなてんかの頃より前、例えば4,5歳の頃に大崎親が甜花を「お姉ちゃん」と呼び、それに倣って甘奈も舌っ足らずの発音で「ぉねーちゃん」と呼んでいて、甜花がそれを真似するようにして甘奈のことを「なーちゃん」と呼んだ、という展開はあり得る話だと思う。

・甘奈はその後、「お姉ちゃん」から「甜花ちゃん」に呼び方を変えるわけだが、そのきっかけはご想像にお任せする。

・個人的には、学校で友達ができなくて名前を呼んでもらえないことに悲しんでいる甜花を見て甘奈が名前で呼び出したのがきっかけであったら「良~~~~~~~~~~~!」って言うと思う。

2.あ・ま・なが発音できなかったため、なーちゃんになった説

・こちらは私が一人ああだこうだ言ってたところに麺類さん@menrui_sobaから頂いた説である。(上記リンクからどうぞ)

・甜花(て・ん・か)より甘奈(あ・ま・な)のほうが言いづらい名前のような気がする。

・大崎親が甜花にあ・ま・なの発音を教えるときに

親「あ・ま・な」
甜花「……?あ、ま、な……?」
親「そうそう! じゃあ、あまなちゃん、は?」
甜花「……な、ちゃん」
甜花「に、にへへ……なー、ちゃん……?」

・こんな感じで、うまく甜花がうまく発音できなかったことによって「なーちゃん」になったという考えもある。

・この説を取れば、ひらがなてんか以前から「なーちゃん」⇔「甜花ちゃん」だったということになる。

・以上の2つが甜花が甘奈を「なーちゃん」と呼びだしたきっかけだと私は考えている。

・他には幼少期の友人が甘奈を「なーちゃん」と呼んでいたから甜花がそれを真似した、という説が出た。

・しかし、これに関しては

①大崎家は転勤族であり(【約束ペタル】大崎甘奈参照)、幼い頃は土地を転々としていたためあだ名をつけられるほど長い付き合いをした親密な友達がいたのかという疑問(呼ばれたとしても、それこそ「甘奈ちゃん」ではないか。)
→仲良くなってもすぐ引っ越しすることが続いた結果、今の甘奈の『今できることを全力で楽しみたい』という思考が生まれたと推測できる。

②今の甘奈の友達の呼び方が「甘奈」であること
→学校で接する今の親密な友達が「甘奈」あるいは「甘奈ちゃん」と呼び、(【ないしょのスイーツ】大崎甘奈参照)誰も「なーちゃん」と呼ばないことから、これまでもなかったのではないかと推測。
→同じ学校に通う甜花が「なーちゃん」と呼ぶから、友達が遠慮している可能性は少しある

③そもそも幼少期甘奈って甜花にべったりで友達<甜花になってそう

と考えた。

・正直、これ以上考察することが野暮ではあるので(呼び方ってそんなに論理で決まるものではない)、ここらで留める。

・一回ジャーニーをやっている分、大崎姉妹の過去編についてはこれから描かれるか微妙なので答え合わせはされないかもしれない。

大崎姉妹の芸名について

・前にチラっとインターネットでこの話を見かけたことがある。

甜花の「甜」の字は、常用漢字でも人名用漢字でもないので、子供の名づけに使えないらしい。

・仮にこのルールが283世界でも通用するとなれば、「甜花」は芸名であることになる。

・名前の音は同じくして、漢字だけを変えたと考えるならば「典花」か「天花」が候補に挙がるが、「天」の字が ””あま”” とも読めることを踏まえると本名は大崎天花、大崎天奈ではないかと考えられる。

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・この話を目にしたとき、まさにこのカード【楽園に背く】大崎甜花のイメージが私の脳裏に浮かんだ。

・wikipediaを見ていたら、甘茶と甜茶の話が出てきた。


・関係あるかもしれないし、関係ないかもしれない。ただし、この記述は気になった。

甘茶の茶葉に「御法楽」という御祈祷を神社で行った茶葉のみ「天茶」の称号が許される(Wikipedia 甘茶)

・ただ私は「甜」も「甘」も甘いイメージが漂う……

・まさにアルストロメリアのアイドルにふさわしい字だな、とまるで後付けのようだが思った。

おわり

こちらのnote、シャニマス投稿祭に参加させていただいております。

初参加だし、自分が出してもいいものか…という気持ちは多少ありましたがここまで読んでいただいた皆さんありがとうございました。

大崎甜花担当、アルストロメリア推しのオタクとしてこのnote以外にも文章を投稿しております。よろしければそちらも見ていただけると私が喜びます。

これから、ゲームのほうだとノクチルLP、SHHis感謝祭、リアルイベントのほうだと283フェス、クリスマスパーティーが迫っています。健康に生きて、これからもいろいろな形でシャニマスコンテンツを楽しんでいきましょう。

あるインターネットのアイマスファンコミュニティのお陰で考察を深めることが出来ました。ここで感謝させてください。

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