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Wiredが2015年に「死の未来」という特集でDeathTechを既に取り上げ

ぼくの好きな雑誌のうちの1つである。Wired
自宅の本棚にある本を漁っていたら、なんと2015年に「死の未来」という特集号を出していたとは。
かれこれ7年も前なので、書かれていた記事の記憶は全くなく、ましてやもしかしたら積読状態になったままかもしれません。

DeathTechを紹介しようという立場としては、この特集の記憶がすっかり抜け落ちていたのは大変恥ずかしい限りです。

ちなみに、2015年の本特集号の概要はまだリンクが残っています。
Wired VOL14「死の未来」
個人的に興味深いのはp38からp40の「弔い2.0 ちゃんと弔うためのスタートアップ」。
こちらでは「FUNERALS 葬儀」「DEATH DIGITAL SERVICES デジタルサーヴィス」「SOCIAL SITES 死のソーシャルサイト」の3分野について3社ずつ紹介されています。
全9社が現存しているか確認してみたところ、当時の記事に書かれているURLを検索してもサイトが開かないものやFacebookページだけでほそぼそと存在しているものなど、スタートアップらしくそのほとんどは成功に至っていない模様です。

8年前の時点では市場のニーズやテクノロジーなど環境面からサービスが成長できなかっただけで、テクノロジーが大幅に発達し、さらに高齢者人口も増えた今では、事業として花開くものがあるのかもしれません。

個人的には、DeathTechがFintechなどのように多くのスタートアップを生み出すとは考えていませんが、FintechやRegalTechなど様々なX-Techとのつながりを通じて、社会の人口動態などを背景に成長する市場なのではと期待しています。

個人的に、誰にでも訪れる死をテクノロジーの力で身近とし、死に対面したときの困難から開放できる課題解決には常に大きな関心を持っています。

注目のスタートアップの紹介、事業化アイデアをいただけると幸いです。

Wiredでは死にまつわる記事をコチラで一覧できるようにまとめています。
ご興味あればぜひ。

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