「宇宙葬ロケット打ち上げ失敗!」から宇宙葬を調査
Gigazineの記事「宇宙葬打ち上げ失敗。120人分の「遺灰が入ったカプセル」がバラバラに散る」を紹介します。
タイトルから察しがつく通り、宇宙葬のロケットが打ち上げ直後に爆発したとのことです。
ロケットの中に納められていた遺灰カプセル120個は、飛散したもののなんとか回収され、時を改めて打ち上げられる予定のようです。
記事をきっかけに、宇宙葬について調べてみた内容を紹介します。
宇宙葬の今
葬儀の形は多様化しており、その中の1つが宇宙葬でもあります(とはいえ、宇宙葬はまだまだメジャーではありません)。
毎度のように、ChatGPTに「宇宙葬」について聞いてみました。
ChatGPTによると、日本でも宇宙葬サービスをSPACE NTKが提供しているようです。
SPACE NTK概要
SPACE NTKがどのような会社なのか、同社のHPから紹介します。
本社をつくばに構える会社です。
代表の葛西さんは、大手葬儀会社での勤務経験を経て、葬儀会社を立ち上げ、2017年々にSPACE NTKを立ち上げています。
2022年には世界初の宇宙散骨を行っており、2024年には2度目の宇宙散骨を予定している模様です。
打ち上げのロケットには、SpaceXのFalcon9を使用しています。
また、2024年は宇宙生前葬・月面散骨受付を開始のように近年、宇宙を舞台とした葬儀に積極的に取り組んでいます。
宇宙葬の価格
ChatGPTの回答で気になるのが、「墓を建てるよりも費用が安く」という記述。
素人目線では、どうしても高く感じてしまいがちですが、実際のところはいくらくらいなのでしょうか?
SPACE NTKの記載内容を紹介します。
一方、墓はいくらくらいでしょうか?
大手葬儀会社の東京博善によると、「一般的な墓石タイプのお墓の費用は、平均すると100-200万円ほどが相場」のようです。
とはいえ、墓には土地代や管理費などがかかるなど、場所などによって大きく金額が変わってきます。
人1人分であれば、宇宙葬は770万円以上するなど、まだまだ墓タイプに比べて高額であることは否めません(ChatGPTの記載を真に受けることはまだできません)。
とはいえ、今後の技術進歩や宇宙葬への需要の高まり、墓の土地不足に伴う需要拡大などが生じれば、宇宙葬の料金は徐々にではあるものの下がってくることが期待できるかもしれません。
まとめ
宇宙葬について簡単に紹介してみました。
葬儀の形が多様化する今、自分がどのように送られたいか事前に周りに伝えておくことは、遺された人が困らないためにも必要なのではないか?と、宇宙葬を調べることで感じました(費用面など)。
今回打ち上げに失敗したとのことですが、次回はぜひ成功してほしいですね。
失敗が続くと、さすがに宇宙葬へ「?」という雰囲気ができてしまうだろうし、個人的には宇宙葬をしてもらいたいと思っている立場ですので。
ヘッダー画像:UnsplashのBryan Goffが撮影した写真
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