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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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観た人が自分の人生を重ねて完成する作品「ルックバック」

はじめましての方もそうでない方も閲覧ありがとうございます。

私は藤本タツキさんの描く話が
いい意味でネジが外れていて大好きなんですが
今回はそんなタツキさんの映画を見た感想を
少しネタバレもしつつ書きたいと思ってます。

目次
1 きっかけ
2 あらすじ
3 ネタバレありの感想

1 きっかけ

私は満足して劇場を出たんですが
ルックバックをTikTokライブで評価してるインフルエンサーがいたんですね。
そしたら、ありきたりでつまらなかったという感想が出てきたので、少しビックリしました。
この作品が刺さる人にはすごく刺さるかもしれないけど…みたいな噂は本当だったんだな!て
思って。

もしこの機会に刺さらなかった人は刺さった私目線の感想を知って新しい視点を見つけて楽しんで貰えたらな、と思いました。
私はたまたま刺さった側ですがもしかしたら涙腺が弱いだけかも知れません。どういう人に刺さったのかも知りたいなと思いました。

2 あらすじ

学年新聞で四コマを描いている藤野(河合優実)は、クラスメートにも家族にも才能があると絶賛され続け、自分の絵に自信を持っていた。
しかし、不登校の京本(吉田美月喜)が自分も学年新聞の四コマ漫画を描いてみたいと言っていることを先生から伝言される。お願いされたので藤野は仕方なく新聞の漫画スペースを1枠譲った。藤野の四コマの横に並ぶ形で掲載された京本の作品は小学生とは思えないほどの画力で…?

私は藤野役の河合優実さんをドラマの「不謹慎にもほどがある!」で知りましたが、昭和のヤンキー役も令和の女の子も似合うとても可愛い女の子で、今回の役ともすごくあっていたと思います。
概念ではありますが、すこーし百合というか依存している関係性の描写があります。
しかし、上映時間も1時間くらいで、特にチェンソーマンのようなグロ要素も無いため全年齢対象作品でとても見やすい映画だったと思います。

3 感想(ネタバレあり)

前述した通り、結末がありきたりでつまらなかったという意見も出ていました。結末は私も確かに予想できるものだったので観る人が途中の藤野にどれだけ感情移入できる人かで変わるんじゃないかなと、思っています。
不登校の京本の絵を見て藤野は、自分が井の中の蛙だったことを知り、負けず嫌いな性格から絵をひたすら勉強し、あったことの無い京本に対抗するシーンがあります。
私自身、絵を描いて見せた時に周りの評価が嬉しくて才能があるのかも…と思っていた時期があっただけに、この藤野のキャラに尊敬と共感の思いがありました。
ただストーリーだけを見て楽しむには時間も内容も薄かったのかもしれないなという印象です。
特典でほとんど内容が同じ漫画が配られていたのですが視聴後に漫画で振り返ってキャラの心情を考えるともう少し楽しめるかもしれません。


全てを文字にしてネタバレすると時間も短いために簡単に書いてしまえますが、この作品は映像で見てこそ楽しめる作品だなと感じました。気になる方はぜひアニメで見て欲しいです。

また、チェンソーマンネタがちょこちょこ隠されているので、もしチェンソーマン履修済みの方は探してみてください…!

長くなってしまいましたが最後まで閲覧ありがとうございました!
もしまた言語化して感想を残しておきたいアニメや映画があれば更新する予定なので
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