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観察者Kの手記

こちらは単なる日記です。私、ケイが見ている3D物質世界の話。

夜廻、をしてきました。と言っても行き、参拝し、帰り、3、40分程の。夜の散歩、です。

昼間の世界は色々な意味で騒がしいので、今の私には「重い」のです。

私は今、盛大な迷子、なので。自分でも良く分からない事をしたなぁ、とは思いますが、3D視点の観察者ではなく、神社のご祭神(一帯の地主様ですね)に話を聞いて貰おう、と。ふと思い立って、行ってみました。

性別は一応女性として産まれているので、深夜に一人で暗い林道を、なんて、他の観察者からは「異様」と思われるでしょうけれど(笑)

恐怖心もありませんでした。むしろ、ただただ静かで暗い空間に居る事に安堵すら感じていました。ゆっくりゆっくり静けさを味わって歩いてきました。

誰にも会わず、職質を受ける事もなく(笑)、事故にも遇わず、ただ静かに行き来出来ましたので良かった。

こんな深夜に不届き者、とお叱りを受けるかもしれないと思いましたが、そんな事もなく。じっくりじっくり、なかなか思考がまとまってはいませんでしたが、きちんと名乗り、相談をしてみました。何かしらの形でアドバイスが頂けるかもしれませんが、おそらく再度、参拝する事にはなりそうです。

写真は流石に遠慮しました。時間も時間ですし、失礼かと思いまして。

夜の神社は危険、と言われておりますが、私は今回何事もなく帰宅する事が出来ました。

ただ、少し面白かったのは、どうやら地主様以外にも沢山いらっしゃったようで、周囲で「オオオオオ」と低い声がしたり、パキパキと音が鳴ったり。私の周囲を飛び交う気配があったり。地主様と話中でしたので、申し訳ないですがあまり気にかける事は出来ませんでしたけれど。

当然私以外に肉体を持った存在は神社内には居なかったのですが。見物人?は複数いらっしゃったようです。人のような妖のような動物のような。

そんな様々な方々が騒ぐ度に、ご近所で飼われている犬達が吠える。周囲が静かになる。犬も吠えるのを止める。という状況が数回ありました(笑)

私の方も人間としては末期ですし、恐怖心などサッパリ抱けなかったので、脅かしに来た方々は面白くなかったかもしれませんね。

胸の内を吐き出して、何度も礼をして、来た道をゆっくりゆっくり。星空を見ながら歩いてきました。

寒さもあまり感じずに、風すらも心地よく、なんだかとても気持ちの良い夜、でした。

地主様、見物人?の方々、お騒がせしてすみませんでした。沢山の方々に話を聞いて頂けて嬉しかったです。あと、ご近所のワンちゃん達も、有り難う✨

そういえば昔、阿闍梨さんに「あんたは夜に神社行っても大丈夫」と言われたのを、書いてて思い出しました。

確かに大丈夫でしたが(笑)一体どういう意味だったのでしょう。

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