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森林を守る選択|FSC認証マークとは?

こんにちは!

Dear Planet では、地球に良い活動や地球に良いとされる知識について、
僕たちなりに調べて記事にしていきます!

今回は、よく目にするFSC認証マークについて、3つに分けて投稿していきます!


1.FSC認証マークとは?

FSC認証は、
森の動物や植物、そこで働く人たち、
暮らす人たちの権利を守り、 将来も豊かな森を維持できるよう、
森林の環境や 地域社会に配慮してつくられた製品を消費者に 届けるための制度です!
めちゃくちゃ良い制度ですよね!!
*参照:https://jp.fsc.org/jp-ja


出典:森を守るFSCⓇマーク_FY22_授業用スライド


出典:森を守るFSCⓇマーク_FY22_授業用スライド

FSC認証マークの歴史

・FSC(Forest Stewardship Council)の設立

FSC、つまりForest Stewardship Council(森林管理協議会)は、地球の美しい自然を守るために1993年に設立された非営利団体。
この組織の主な目的は、

世界中の森林の違法伐採

という大きな問題に対処することだそうです。
違法伐採とは、言葉のまんまですが、法律を無視して木を切り倒すことを意味していて、これが続くと森林が失われ、動物たちの住む場所や僕たちの生活環境にも悪影響を及ぼします。
FSCは、持続可能な森林管理を推進し、このような問題に立ち向かうために作られました。
持続可能な管理とは、森を守りながら木を使うことで、森林を健康に保ちつつ、必要な木材は得ることができるようにする方法です。
FSCは、森林がこれからも人類にとって大切な資源であり続けるようにするために、国際的な取り組みを行っています。


出典:森を守るFSCⓇマーク_FY22_授業用スライド

・持続可能な森林管理基準の設定

1990年代初頭、世界の森林は深刻な危機に瀕していました。
そこで、環境を守るために活動するNGO(非政府組織)や森林産業に携わる人々が集まって
『何とかしてこの問題に取り組む必要がある!』
と決意しました。
彼らは、森林を保護しながらも、木材の需要を満たすために
「持続可能な森林管理」
という新しい基準を作り上げることにしました。
この基準は

・木を切る量を制限
・切った後の木を再生させる方法
・森林の動植物を守る方法

など、
森林を健康に保ちながら利用するためのルールを定めています。
このとき設定された基準が、世界中の森林管理のあり方を大きく変えることになったそうです!

FSCは、この基準に基づいて森林が管理されているかをチェックし、
それを満たしている場合にFSCの認証マークを与えることになっています。

・FSC認証の成長:世界的な認知と支持

FSCの取り組みは、時間が経つにつれて多くの人々に認知されるようになり、
FSC認証マークがついた製品は、持続可能な森林管理の証として、
世界中で重要視されるようになりました。
環境に優しい製品を選ぶことが重要だと気づき始めた企業や消費者は、
FSC認証を受けた製品を選ぶ頻度が増えました。
その影響で、
森林を守ることはビジネスの成功にもつながる
という考えが広まり、ますます多くの企業がFSC認証を取得するようになり、消費者も、FSC認証マークがついた製品を選ぶことで、森林保護に貢献しているという意識を持つようになりました。
今では、FSCの取り組みは、
森林を守るだけでなく、
持続可能な社会を作るための活動となっています!

・僕たちに今からできる行動

FSC認証マークがついてるものを選ぶ!

「でしょうね」と思われた方が大半だと思いますが、
日本でも、ティッシュペーパー、紙パック、雑誌やパンフレットなどでよく見かけます!
個人的に購入させていただいたFSC認証がついてる商品リンクをいくつか載せておきます!
意外と多いので紙系のものを購入される際は是非見てみてください!

ネピアのティッシュ


モレスキンのノート
日本製品じゃないですが、ずっと愛用しているモレスキンのノートがFSC認証で嬉しくなりました。。
輸送時の環境負荷を考えると国内メーカーのノートを買うべきか、、、

カゴメ|野菜生活 Smoothie  野菜生活100 Smoothie (スムージー) グリーンスムージーMix
こないだ妻からもらったジュースのパッケージを見てたら見つけたこちらもFSC認証でした!


今回はこの辺で失礼します!!

難しい言葉が多くて読みにくいですよね、、、
環境問題系のことを伝えようとすると難しい言葉が多いので、なんとかわかりやすい言葉に変換して伝えられるように頑張ります!


次回は
2. FSC認証マークがついた製品を選ぶメリット
というテーマでお届けします!


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