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「ファッション×環境問題」

こんにちは、
NPO法人DEAR ME2回生のNATSUHAです。

この記事を見つけてくださりありがとうございます!

今回の記事では
「ファッション×環境問題」
についてお話ししようと思います。
私はオシャレをするのが大好きで、ついついたくさんお洋服を買ってしまうのですが、みなさんもそんな経験はありませんか?
かわいい、かっこいいお洋服を見つけてしまうと何着お洋服を持っていても欲しいな〜と思ってしまいます。お洋服は自分をキラキラさせてくれるアイテムなので私はとっても大好きです✨

そんな私ですが、最近は「サスティナブルファッション」というワードを耳にすることが増え、気になって調べたり、実際に取り組めそうなことを少しずつ実行したりしています。

そもそも、「サスティナブル」とは何なのか、最近テレビのニュースやネットの記事などでよく見聞きするようになりました。私も実際に自分で調べるまでは、目にしたり、聞いたりするだけで、なんとなくしか知りませんでした。

サスティナブル(Sustainable)は、sustain(持続する)とable(〜できる)から成り立つ言葉で、「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味があります。
なので、「サスティナブルファッション」とは「持続可能なファッション」という意味になります。簡単にいうと「ずっと保ち続けられる」ということです。私たちの今後の生活においてもずっと持ち続けられる、ずっと長く使い続けられるようにという目的があるんです✨

現在のファッション業界では、1990年ごろから最新のトレンドの衣類を安い値段で大量生産し、短いサイクルで販売するファストファッションが当たり前となりました。
ファストファッションは言葉通りトレンドの回転が非常に早いことが特徴で、流行りによって商品の入れ替えを頻繁に行い、値段を安くして提供することで消費者の満足度を高めるという仕組みになっています。
私は服を買いによく行くお店があるのですが、一週間でもかなり店内の商品が変わっているなと思うんです。以前来た時に欲しいなと思っていたお洋服が、次行った時にはもうお店に無くて残念な思いをしたことが何回もあります💧 
でも、それだけ商品の回転が早いと、たくさん新しいお洋服を見たり、買えたりするので嬉しい気もしますが、すぐに店頭から引かれてしまったお洋服は大量に廃棄されていることはご存知でしょうか。
このように、今、ファッション業界では大量生産、大量廃棄が当たり前となっています。

日本で売られている衣類の約98%は海外からの輸入品なのですが、私たちの手元にお洋服が来るまでに、原材料の調達、製造、輸送、また、廃棄にも、全てCO2が排出されています。大量生産で効率よく生産するために、多くの機械を使わないといけないのです。このように、お洋服を作るために必要となる様々な工程で、環境や人に負担がかかっていることが多いです。
これがファッション業界における大きな問題です。

私はインスタグラムで、好きなインスタグラマーさんが「サスティナブルファッション」について発信されていたことがきっかけでファッションがもたらす環境問題について興味を持ちました。大好きなファッションですが、環境や人権問題に深く関わっている事を知って、少しファッションに対する考え方が変わりました。
私も何か自分のできることから取り組みたいと感じ、初めはインスパイアされたインスタグラマーさんの真似をする感覚で取り組んでみたのですが、自ら環境に配慮しながら生活しているという意識を持つことで、自分の生活の質も上がった気分になり、なんだか自分にも環境にも優しく生活できることが素敵だなと感じるようになりました✨

私が主に取り組んでいる「サスティナブルファッション」はいくつかあるのですが、一つ目は「一つのものを大切に、長く使うこと」です。つい、新しいお洋服に手を伸ばしてしまいそうになりますが、本当に今自分にこれが必要か、を考えるようにしています。また、お洋服を買う時は安いお洋服をたくさん買うことよりも、値段が少し高くても質の良い長く使えるもの、もともとデザインの流行は追う方ではないですが、自分に似合う、長く使えそうなデザインのものを選ぶようにしています。そうすることで、「大切に着よう」という気持ちになり、ひとつひとつのお洋服に対する愛着も湧きます。そのおかげで着回しが上手になり、ひとつのお洋服でいくつかのコーディネートを組めるようになりました。

二つ目は、生産側の環境やそのブランドにある背景、ストーリーに共感したものなどを購入しています。
例えば、私が気に入って何度か購入しているブランドがあるのですが、そこでとある発展途上国で、雇用、デザイン、生産、すべて行なっており、その商品を日本に持ち帰って販売されています。
発展途上国では、働きたくても働き先がない人がたくさんいるという現状にあるため、その問題を解決するために雇用を創出しています。「生産」の部分で先進国のような高い技術がないため、現地で「生産」をすることに意味があるのです。つまり、日本の高い生産技術を活用し、賃金が低い現地の人々を雇うことで、品質が高くて価格の安い製品を作ることができます。途上国の労働者を搾取しているのではないか、という批判もありますが、現地の労働者の多くは収入の不安定な農業で働いています。彼らにとって、毎月安定した高い給料を得られる外国企業の工場はよい職場なのです。
また、日本ではよく発展途上国に対して様々な物の寄付を行なっていますが、それが寄付先の国にとってあまり良いことではない事をご存知でしょうか。
簡単な例ですが、大量のTシャツを私たちは良かれと思って寄付しますが、そのTシャツを私たちが寄付してしまうことによって、現地でTシャツを作って販売している人々の職が奪われてしまうのです。そのようなことが起こらないように、そのブランドは「現地雇用」を行い、発展途上国での生産と職がない人に職を与えることに力を入れています。そして、現地の人々の高いデザイン技術などを日本に広めています。またそのブランドでは、購入した物の10%が現地の子ども達の給食にあてられたり、現地の人々のために資金として使われています。そういったブランド背景を知って、自分自身が共感できるものや素敵だと感じたものをなるべく選びたいなと思っています。「買い物は投票」という言葉があるように、消費者が環境や人に優しいものを選んでお買い物することができれば素敵だなと思うんです。
これは「環境問題」とはまた少し違いますが、DEAR MEのようにファッションを通じて社会問題解決に取り組む、という部分では同じなのではないかと思います。

このように「ファッション」という一つのジャンルで見たときでも、様々な問題があるため、私たちがどんな物を選ぶか、ということがこの問題への解決に繋がるのではないかと思います。
実際に好きなファッションを通して、どこかの誰かや環境に少しでもプラスになる行動ができていれば嬉しいなと思っています。

「サスティナブルファッション」を知るまではファッションは自分がお洋服を来て楽しむことだと思っていましたが、自分だけでなく他の人も環境も豊かになるまた別の視点から素敵な楽しみ方も見つけられたので、やっぱりファッションは人を笑顔に、幸せにできる素敵なツールだなと感じています☺️
様々な方法でみんながワクワクできるファッションが私は大好きです。

この記事を読んで少しでもファッションと環境問題について知っていただければ嬉しいです。ちょっとしたことからでも取り組めることはたくさんあるので、一緒にファッションで社会問題を解決しましょう!

次回のノート投稿もお楽しみに✨

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