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「副業」の実態 (2022/9/11)

記事の長さはおよそ1,100文字。2〜3分程度で読めます。

【やさしい経済学】
自営業の変化と働き方⑤
副業を持つ人々の実態
明治学院大学准教授 仲修平

2022/9/9(金)日本経済新聞朝刊


記事のポイント

  • 東洋大学の川上教授の研究によると、副業の保有割合が高いのは、本業の収入が低い層と高い層

  • 副業の保有率は、本業の収入が低い自営業者とパート・アルバイトが相対的に高いのに対し、正社員は低い

  • 副業を持つ理由では、「生計を維持するため」が他の理由に比べ非常に高い。

  • 一方、収入が高い層では自らの専門的なスキルを生かしてより高い収入を得ることや、キャリアアップにつながる選択肢として副業を選択する人々がいる。

  • 全体的に見れば収入のより低い層が複数の仕事を有しているのが実態。

  • 複数の仕事を持つ働き方は、労働市場の核に位置する正社員層ではなく、それ以外の周辺を中心に生じつつある


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こんなふうに考えた


明治学院大学 仲准教授が連載されている
「自営業の変化と働き方」の記事で、
副業の実態に関する研究結果が紹介されていました。


私は6/8に投稿した「『副業』ブームの背景」のなかで、
こんなお話しをしました。

・ビジネスでの新たな取り組みは「横文字」が多いが、「副業」に相当するものは聞かない
・海外での副業は、「金銭的な理由」か「ボランティア的」なものが多い認識。
・昨今の「副業」ブームは、「人材流動性の少ない」日本の特殊要因が背景にあるのでは?

6/8投稿へのリンク:


キャリアアップにつながる「前向きな副業」が
話題になることが多いですが、

実態は、スキル向上や視野を広げるために行うものよりも、
本業での少ない収入を補うための副業が多いようですね。


私たちはどうしても、自分の置かれた立場や
属する環境から物事を考えがちです。
そしてそれが全体を表していると思いがちです。

私自身も4月末までは正社員層に属していましたし、
日経新聞の読者も、圧倒的に正社員層の方が多いと思います。
そして記事を書いている日経新聞の記者の方も。


そのため、どうしても「前向きな副業」だけに意識が向いてしまい、
多数を占める収入を補うための「窮余の副業」を忘れがちです。

今回の記事のように違った視点からの情報があると、
自分の視野の狭さに気づくことができます。

いろんな意見や考え方を取り入れて、
広い視野から物事をみる意識を忘れないようにしたいですね。



本投稿は日経新聞に記載された記事を読んで、
私が感じたこと、考えたことについて記載しています。

みなさんの考えるヒントになれば嬉しいです。
「マガジン」にも保存しています。


「学びをよろこびに、人生にリーダシップを」
ディアログ 小川




美味しいものを食べて、次回の投稿に向けて英気を養います(笑)。