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オタクの香港旅③

前回の続き。

今回は2日目に軽く観光した日のことをまとめてみます。
この日は帰国日だったので、ゆるく観光してみようと事前に調べて、行きたい!と思ったところをリストアップ。
昨日とは違って完全1人だったので、かなり緊張しながら出発しました。


宿泊先の部屋からの眺め

AM8:30 ホテル出発
Uberで青衣駅まで向かいそこでスーツケースを預けました。

荷物預かり場

エアポートエクスプレスの青衣駅、改札口に駅員さんがいるので、そちらでお願いします。用紙を渡されて、名前、パスポート番号、連絡先を書いた記憶…
Left Baggage Service記載の下記リンクから確認してみてください

https://www.mtr.com.hk/en/customer/services/aestations_ty.html#1

📍黄大仙廟

荷物を無事預けることができ、初めに向かった先はこちら

MTR駅ごとでタイルの色が違うの可愛いよね

ずっと行きたかった黄大仙廟!
普段から神社仏閣が大好きで、御朱印巡りもする程なので、海外の寺院は特に興味があります。ある意味、ここに来た時が一番、香港っぽいー!!って思ったかも笑

一応事前リサーチはしていたものの、周りを見ながらお線香を取って火つけて…(絶対不安そうにしてた)駅を出てから黄大仙廟へ向かうまでに、お線香いるだろ!ほら!とめちゃくちゃキャッチセールスされますが、中に無料で置いてあります。観光客となれば、ずっと追っかけられるレベルなので、「マジで聞こえません見えません」みたいな感じで気にせず歩いてください←

本殿の「師」「道」「經」にそれぞれ3本ずつ計9本お線香を立てます
中国の古典的な雰囲気が漂ってる、すごくいい
みなさん中華形式のおみくじを熱心に振ってました。
私はひよっておみくじ引かなかったので、少し後悔してます()

近年参拝者の望みをなんでも叶えてくれるということで大人気のパワースポットらしいですが、医療系の祈願にも強いとのことでした。社会人2年目、ようやく独り立ちする私が医療関係に勤めていることも、今回参拝した理由の1つです。(ここでのお祈りが今後に繋がりますように。頑張ろ。)

一通り回ったので、次の目的地を目指します。

📍六安居

黄大仙から中環、上環と移動しお店まで歩きます。
目的はワゴン式飲茶を食べること!!!

上環駅から徒歩5分程でした

元々「蓮香居」というお名前だったそうなのですが、改名したようです。
このお店のことはXや香港Vlogに載せていらっしゃる方を参考にリサーチしましたが、かなり緊張しました…
下記、私の事前リサーチ内容です。

1. 入店
    ただし入ってもお店の方の案内はなし。自ら席を探して座ること
2. 店員さんを呼び止める
  声かけたらなんか言われるけど、それはお茶を聞かれてる()
  発音しやすい+伝わりやすい「烏龍茶」をお願いする
3. お茶とスタンプカード的なものを渡される
   お皿をお茶で洗うこと。
4. スタンプカードを持って、ワゴンのおばちゃんを捕まえにいく
   指差して1つ1つ見せてもらってお目当のものがあればもらう
   その際にカードを見せてハンコを押してもらう

これ本当いけんのか?笑 と直前まで迷っていましたが、香港きたからには絶対食べるしかないだろ(他にも店ある)(でもローカルなところに行きたかった)と、決心して向かいました。結論、事前リサーチ通りでした。

まず入ったら、やはり誰も案内してくれない。とりあえずズカズカ入ってみては、席が空いてそうな場所を指差し、いける?みたいに聞いても、両腕でバツされたり3回くらい振られた() もっと奥に入っていくと、他の席アホみたいに混雑してんのに、そこだけ誰も座ってないテーブル発見!恐る恐る近づくと、隣の席に座っていた新聞読んでるおじちゃん(出た!新聞読んでる現地人がいるって見た!←)が、そこ座りなみたいなジェスチャーしてくれて、無事着席。
丁度通りかかった店員のおじちゃんと目があって、控えめに手振った(きしょ)
案の定なんか言われたので、お茶だろう!お茶聞いてんだな!とウーロン!ウーロンPlease!とほぼ叫んでたら、ちゃんと烏龍茶持ってきてくれた。感激。下調べの重要さを改めて実感。

奥のお皿にお茶を入れて、カップとレンゲとお箸を洗う
お茶の蓋を開けておけば、何も言わなくても店員さんがお湯を入れてくれます

関門を次々と突破し、とりあえず落ち着こうといただいたお茶を飲んだら、
本場の烏龍茶うますぎん???!?!!なにこれうっっっま!!!
お茶の良し悪しなんてわからないのですが、明らか違った。深みがある感じ(語彙力の限界)でもこれ飲めただけでもここにきた意味あるわ〜と思いながら中々立ち上がれなかった。ワゴンがあまりにもテーブルの周りをこないし、やっぱり行くしかないのか….と意を決して、ワゴンを目指します。
愛想のない不機嫌そうなおばちゃんに、一個一個蓋を開けてもらうも、よくわからんものばかりで困りつつ、ずっと悩んでも私しか客がいないわけもないので、謝って次のワゴンを探すことに。隣にいたワゴンも、見せてもらったけど、動物の足(おそらく鳥類の足←)の蒸籠ばかりで、いただくことができませんでした…
と、ここで自分の座ってたテーブル付近にワゴン来てるやん!と急いで戻り、同じように見せてもらうと、エビシュウマイ発見!!!!!大歓喜!!!これや!!!とカードを渡しました。ただ、そのおばちゃんが別のせいろを開けて何やら一口大にカットし始めました。「〜〜〜!〜ハオチー」とハオチー(=美味しい)だけ聞き取れたので()もうすでにカットしてるし、半ば強引に渡しにくるし、でありがたくいただくことに(勿論それもお支払い)

この用紙を渡したら、スタンプ押してくれます
お会計の際に、これを渡してお支払い
右:エビシュウマイ
卵が使われている黄色い皮が一般的らしい
左:美味しいでと言われた湯葉っぽいもの
間にタケノコとかきのこ、ニンジンが入ってた。油っぽいけど美味しかった

今まで食べた中で一番美味しかったエビシュウマイにこれまた発狂しそうになりました。えびプリプリで美味しかった…思い出すだけでやばい
湯葉っぽいのも、普通に美味しい。教えてくれた通り大変ハオチーでした。でも何なんだろうこれ… 誰か教えて…
腸粉も食べたくて探しに行こうかなと思ったのですが、ゆっくり食べてたら意外とせいろ2つでお腹いっぱいになっちゃって、これにておしまい。本当に大満足。お茶代+蒸篭2つで76HKD。ごちそうさまでした。

今回は乗らなかったんだけど、今度は絶対トラム乗ろう

📍文武廟

六安居から歩くこと10分

こちらもずっと来たかった文武廟!

趣のある寺院の背景に高層ビル・マンションがなんとも香港っぽい
かの有名な吊るされているお線香

入ってみると、煌びやかな灯りと装飾、吊り下げられているお線香。煙たい空間があまりにも異質な空気感で謎の緊張感。でもその雰囲気がなんとも素敵だなとゆっくり見て回ることができました。

中環街歩き

文武廟あとにして、中環駅までぶらぶら歩きます
特にお目当はなかったのですが、ゆっくり歩くだけでも楽しめるところが香港のいいところだなと思いました。

📍Villepin

マリリンモンローの壁画があるのがこちらのギャラリー外観

このアートはマリリンモンロー向かいの建物の壁に描かれてました

どこの壁画アートもお洒落すぎ!

途中でエッグタルト屋さんがあったので、吸い込まれるように店内へ

📍泰昌餅家

ノーマルのエッグタルトを注文!

前回の記事で、KFCのエッグタルトが美味しかったって書いたのですが、KFCのパイ生地のものがマカオ式、こちらのお店で食べたものがタルト生地の香港式らしい(エッグタルト予備知識ゼロで食べすぎ)これもとても美味しかったけど、推しはマカオ式かも!

無事中環駅到着!青衣駅に向かうため、そこから更に香港駅まで歩きました。日本とは違う、経済発展を目紛しいほど感じる香港の街に驚くと共に、この街が大好きになりました。

帰国

香港駅から青衣駅に戻り、スーツケースを取りに行きました。
55HKDだったんですが、小銭がわからず← 駅員のお姉さんに、小銭全部出して選んでもらいました笑 恐らくちゃんと取ってくれてるし、余分に取られてないはず(適当すぎ)

エアポートエクスプレス快適!

行きは、怒涛のバス移動だったので(参照:オタクの香港旅①)初めてエアポートエクスプレスに乗りました。比較的空いていたのもあって超快適!青衣からだったのもありますが、すぐ空港に到着しました。

荷物預けも、出国手続きも無事終了し、ターミナルを移動します。
流石アジア屈指のハブ空港なのもあり、本当に広い!広すぎる!
最後の最後までお土産に悩みながらも無事購入。次いつ香港に来るかわからんし、オクトパスに入っている分だけでも使い切りたい!と思い、かなり空港で散財しました。

そして搭乗。無事定刻通り離陸。帰りも同じく香港航空を利用しました。
軽食は、香港航空といればの謎の熱すぎるパン(謎の肉あん入り)、チベット水、今回は前回の反省からペプシをいただきました笑

普通に美味しかった、うん、まずくないし(どっち)

帰りは、香港ディズニーに行ったであろう日本人の若い女の子たちが沢山いました。隣に日本人の方がいる安心感ってやばい笑



拜拜香港。本当に忘れられない1泊3日でした。必ずまた来るね。

やっぱりこういう景色見れる飛行機大好き。





終わりに

最後駆け足になりましたが、これにてオタクの香港旅、終了です。拙い文章にも関わらず、読んでいただいた皆様、本当にありがとうございます。1つ1つ思い出しながら、写真を見返しながら、鮮明に浮かぶあの時の記憶に、思わず口元が緩みます。本当に本当に、楽しくて仕方がなかった。

昨今、「推し」という言葉も、いろんな「推し」がいることも、ある意味普通?になってきて、皆さんそれぞれ、生活の糧になる程素敵な「推し」がいらっしゃると思いますが、この香港旅は、私の推しである威神V・テンくんの存在があってのものでした。彼を好きでなければ、1人で香港に来ることもなかったし、素敵なご縁もなかったし、最高の香港旅を経験することはなかった。何よりこの経験が、自分をいろんな意味で強くさせてくれた気もします。改めて考えると、自分をいろんな場所に連れて行ってくれて、かけがえのない経験をさせてくれる「推し」の存在には、感謝の気持ちでいっぱいですね。テンくん、これからもずっと、いろんな場所で輝く姿を応援させてください。ありがとう。

空港について、テンくんの「LieWithYou」がイヤホンから流れた途端、
香港旅が無事終わることへの安堵とテンくんへの気持ちで涙こぼれた。

オタク、まだまだいろんなところに飛び回りますよー!!!




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