Photo by 0v0_mala 水晶体奇譚(短歌) 4 Chloe 2024年5月16日 22:41 珈琲を飲み干して君にさようなら ちょうこくしつ座で逢いましょう古漬が古墳にみえるくらいには疲労していた 皺皺のレシート「眼圧の測定装置に顎をのせてます」ひとりぼっち惑星肉厚の暗室カーテン幾重にも折り重なって私を拒む気が遠くなるほどの時間をかけてするお別れです、出会った日から憤りにまかせ発泡スチロール容易く割れてしまえば極夜レースのカーテンにだけ棲まう妖精が林檎の皮をするする剥く刻スローインファーストアウトの一瞬に毒の林檎をくれる妖精 ダウンロード copy #短歌 #妖精 #カーテン #短歌連作 #林檎 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート