何をしているかわからなくてもよい

Pythonに引き続き、Rという統計分析ソフトの使い方も勉強し始めた。Rを使うには「R言語」というプログラミング言語を学ぶ必要があり、SPSSのように数値を入れればいいという訳ではないため難しく感じるが、無料で高度な分析ができ、慣れればかなり便利である(らしい)。欧米の応用言語学分野の研究者にとっては基礎教養のようなものであるらしい。

このRを勉強するために、Udemy(ユーデミー)というオンラインのオンデマンド動画講座を購入した。動画で何をすればいいか手取り足取り説明してくれるため、一応ついていくことができる。何をやっているのか完全には理解できなくても、とりあえず真似してやってみるところから学習は始まる。毎回同じことを書いている気がするが、完全に理解するまで前進できないのであれば、勉強はできない。子どもの頃を思い出してほしい。ひらがなの形を覚えた時、文字とはなんなのか、そして覚えた文字を何に使うのかなどと考えなかったはずだ。それでも、あ、い、う、と書けるように練習する。いつしか、それを組み合わせると、自分の名前や、ありがとう、などの言葉を文字で表現できることを段々と理解できるようになる。

現在、上述のRでもPythonでも、動画や本の指示に従い、よくわからず言われたことをやっている。その道の達人がよく考え、いずれ役に立つように基礎を教えていてくれているわけだ。今やっていることはいずれ行うことのために必要な基礎知識だ信じ、とりあえず続けてみたい。

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