沼の底


懲りない僕は、また深い深い出会い系沼の奥底まで沈み込んでしまいました。いつも以上に女々しさ全開で、後ろ向きな思いを吐き出したNoteなので、ネガティブなお話を嫌われる方はスルーして頂ければ幸いです。

今回、僕が沼の底へ沈み込むキッカケとなったお相手は、Oちゃん(参照『続・自粛期間中の出会い系沼(捨てる神あれば編)』)。

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以前のNoteで書いた通り、Oちゃんとは関西での自粛要請が一部解除された5月の中旬に初めて会った。底抜けに明るく天真爛漫なOちゃんと一緒にいるのは、とにかく心地が良かった。僕もまた会いたいと思ったし、彼女も会いたいと言ってくれたので、すぐその翌週に僕らは再会した。

彼女はいわゆるツンデレという属性に近くて、普段の会話では10歳近く年上の僕を平気でいじり倒してくる癖に、ベッドの中ではとにかく従順で、めちゃくちゃに甘えてきた。そんなOちゃんはとっても魅力的だったし、帰りの車の中、いつも赤信号のたびに助手席からそっと僕の手を握ってくる彼女は、とても愛らしかった。

ただ二度目の逢瀬のとき、Oちゃんから気になる発言もあった。

最近ちょっとだけ彼氏が欲しいかも、って思うようにもなった

数か月前に彼氏と別れたばっかりだったOちゃんは、しばらくは単純にセックスが楽しめるパートナーが欲しい、ということで僕と会っていた。恋人が欲しいわけではないことを宣言している僕にとっては、これは死刑宣告に等しい。ただこればっかりは仕方がないので、Oちゃんとの遠くない未来の別れを予感し、覚悟はした。それでも、Oちゃんからのまた会いたいという連絡が、具体的な日程の提案とともにすぐに来たので、少なくとも別れが目の前に迫っているわけではないことにちょっとだけホッとした


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で、その三度目の逢瀬の約束の日付が、今日(6月7日)だった。
結論から言うと、

Oちゃんとは会えなかった。


予感はあった。数日前に、Oちゃんから待ち合わせの時間を少し遅らせてほしいという連絡があったんだけど、その旨を了承する僕の返信に、既読がつかなかったのだ。当日の朝になっても既読がつかず、午前中に電話してみたけどOちゃんが応答することはなかった。

この時点で少なくとも今日、そして恐らく今後も、Oちゃんと会うことはもうできないことはわかっていたけど、貴重な週末の1日を丸々Oちゃんのために空けてあったので他にすることも無いし、一応待ち合わせの場所も時間も決まっていて直接的なキャンセルの連絡があった訳でもないし、一向に既読がつかないLineも別にブロックされている訳でもなかったので、とりあえず高速を1時間ほど車を飛ばして、待ち合わせの場所にOちゃんが希望した時間通りに向かってみた。

待ち合わせの場所に到着して、一度だけOちゃんに電話をかけてみて、当たり前だけどOちゃんはやっぱり出なくて、そのまま1時間ほどボーっと過ごして、深いため息を一度ついてから、また1時間かけて帰宅した。

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ということで、『続・自粛期間中の出会い系沼(捨てる神あれば編)』において言及したように、AちゃんPちゃんとのお別れを立て続けに経験した僕にとって、Oちゃんは『拾う神』足りえる存在になるのではないかと勝手に心の中で期待していましたが、結局彼女も『捨てる神』として、僕が消耗する結果となってしまいました。

Aちゃんに振られてからというものの、どうにもオカシイ。
以前の僕であれば、Oちゃんへの返信に既読がつかなかった時点でさっさと察して諦めていただろうし、一縷の望みに期待してわざわざ待ち合わせの場所まで向かうという、みっともないこともしなかったでしょう。。。
恐らく、Aちゃんに振られてから自己肯定感が地の底まで急降下し、他の女の子との出会いで承認欲求を満たそうとしてムキになって執着し、結果空回りして自己肯定感を更に下げることになる、という完全に負のサイクルに入ってしまいました。

以前も言及しましたが、一期一会を割り切って楽しめるメンタリティを身に着けるか、綺麗サッパリ出会い系沼から足を洗って女性に対して誠実に向き合うか、あるいはいっそのこと男女の関係から一時的に距離を置いて自分のことを冷静に見つめなおすか、いずれかを選択しなければ、今の状況は消耗していく一方な気がします。


それにしても、セフレという不誠実な関係を望んでいる以上、相手に誠実さを求めるのは間違っているのは重々承知していますが、

相手から会いたいと言われて交わした約束が、相手の都合で果たせなくなった場合、せめて一言『今日は都合が悪くなった』という連絡くらいは入れてほしい!!!!!

と相手に求めるのは、それほど傲慢な望みなのでしょうか…?
Oちゃんも、真剣な出会いが欲しくなったのか、他に気になる人ができたのか、単純に面倒くさくなったのか、今となっては態度が急変した理由はわかりません。どんな理由であれ、僕がセフレでしかない以上、彼女の意思は尊重されて然るべきだし、僕もそうなったら引き留めるつもりはありません。でもせめて一言だけ、『今日は会えない』あるいは『もう会えない』と言ってくれさえすれば、僕だって待ち合わせの場所のコンビニの駐車場であんな空虚な時間を過ごすこともなかったのに…

以前も全く同じことを言いましたが、安易に『会いたい』なんて言葉を吐いて、僕に呪いをかけるのはやめてほしい・・・(愚痴)

出会い系で築いた希薄で軽薄な関係性に何を期待しているんだ、という嘲笑はごもっともだし、今回の件も僕が勝手に期待をしたことが原因であるのは重々承知しているのですが、それでも僕はこの沼から抜け出す術がまだ見つからないでいるのです。

はああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


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