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軌跡をたどる②

 おはようございます。デフダンスのNami♡です。「軌跡をたどる①」からの時系列的に続きです。

 チャオカップは、東京の世田谷区を中心としてダンススタジオを展開されている、チャオダンススタジオの主宰で5月に開かれているイベントです。2022年度で開催が2回目でした。

 構成内容は、障がいのある人もない人もそれぞれに発表をめざして、あるいはトライアルで踊れて、とくに障がいのある人には、おそらく、このイベントをめざして1年間がんばろう、という動機づけになるイベントです。少なくとも、私はそうですね。こちらにお誘いしてもらうことがなかったら、きっと、関西に帰った後にダンスを続けていけなかったかもしれないです。

 障がいがあることで、実際、ふだんの生活もダンスの学びも、そして学びから先につながることにも、さまざまな困難があるけれど、希望があれば、1年間、なんとか次がんばろうって思えるんじゃないかな。

 そのチャオカップの記事はまだ書いてないですね。第2回のときはまだnoteをやってなくて、Twitterで書き散らしていて、短い制限数で私の思いは伝えられないなって思いました。言い方ひとつで、何か誤解を与えたり、きつかったり、ことばが流れて行ってしまって残らない気がして、noteを始めました。今のところ、noteは私のダンスライフが終わるまで続けるつも…ってよけいなこと言わないほうがいいですね。

 それで、話を戻して、第2回は、ブラインドダンスの人と組んで初めてブラインドとデフ(盲の人とろうの人)でダンスを発表しました。目が見えない人と、耳がきこえない人が一緒に踊るのは、その人の技術とか性格とかすっとんで、まず、視覚と聴覚という異なる感覚器官の障がいによるバリアが重なります。そのバリアを壊すではないけれど、乗り越えるっていうのが、日本語が出てこないけど…そう、チャレンジング。Yes, it's been so challenging! って(英語で)叫びたいぐらいの、感覚がありました。

 それで第2回が終わって、臨時というか第2回を目指して組んだペアなので、第3回は無いかな~とかどうなるのかな~と思っていました。これは、その人が良かった悪かったじゃなくて、感覚的なものも影響するので、またやろうかっていうパワーが大事になってきます。

 それで、また、やろうかってことになりました。第3回をめざそうというのは布石であるのですが、それは今回は長くなるし自信もないので書かないでおきます。

 それで、さっそく練習になりました。何をやるかですが、前回、タンゴとチャチャチャだったので、違う種目で、ゆっくりめの感じにするなら、ワルツとルンバかな?と思って、あまり考えないで言いました。

私   ワルツとルンバぐらいかな?(ゆっくりだし合うよね♪)

先生  ワルツは3拍子、ルンバは4拍子ですね

私   ああ~そうでした!(やっちまった)

 さらっと事実だけを伝える先生、いいですね。ここで変に気をつかわれたら、あれなので。…あれって何よ?かえって傷つくってことですね。

 言い訳をすると、私はあんまり、拍というのがわかってなくて、3拍子でも4拍子でもなんか、踊り始めたら基本的に同じなんです。

私   ああ~それなら変えても~(うろえたえる)

先生  調整すれば大丈夫でしょう!

 いや、変えていいんだけど。ということで、とりあえずワルツからね。って始まりました。

 ワルツ…難しい。なんていうか、ふたりの性格に合ってない気もします。でも、ワルツに始まりワルツに終わるっていうよね(言わない)。私、「美しき青きドナウ」という曲をピアノで発表したことがあるんだけど、これも確か(一応確認しました)4分の3拍子でした。弾きやすくて好きでした。

 というわけで、2023年5月かな、第三回チャオカップ、こそっとエントリー予約します。そして、こそっと第2回の写真おいていきます。

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 毎回長くなってしまい、すみません。分割して、「軌跡をたどる③」で、アルゼンチンタンゴの体験のことを書きます。




 


 

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