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9.18 手話シュワ茶話会&ストレッチ

 こんにちは、デフダンスのNami♡です。9月は4日のダンスレッスンと、18日の手話シュワ茶話会&ストレッチが活動日でした。

 初めての茶話会、どういうスケジュールにしようかということで、いろいろ盛り込みました。予定していた指導案もとい進行案はつぎのとおり。

・準備(10分)
・自己紹介タイム(30分)
・『手話で学ぼうアメリカンペアダンスin京都』とダンスについて(10分)
・手話学習『手話のぱぴぷぺぽ』(30分)
・ストレッチとウォーク(30分)
・片付けから退出(10分)…を予定していました。

☆自己紹介+α(フリートーク)
 ろう者は、自分の手話で自由に話ができる機会が、きこえる人たち中心の社会の中で少ない方だと思います。だから、手話で制限なく話ができる場を設けると、それこそ何時間でも話しています。私も友だちと会うと普通に4時間とか5時間しゃべっていますし、それでも全然足りない感じです。その濃密な時間のなかで、デフコミュニティの北海道から沖縄まで、また、過去の歴史30年40年と掘り下げて情報を網羅していくといった特徴があるかもしれません。

手話シュワ茶話会の様子

 初対面であっても、結婚・離婚と言ったライフイベント、20年前30年前のことが話題になるのは、私たちならではの「自己紹介」タイムの展開でした。名前、住んでいるところ、きっかけを話して1分で着席なんてナイナイ。ということで、参加者9名がアツく語り、ここで軽く1時間オーバー(笑)。

☆『手話で学ぼうアメリカンペアダンスin京都』とダンスについて
 まず、一般的に言われていることを説明しました。型がきっちり決まっていて、イメージとしては競技に出たり、発表をしたりする、イギリス式というか、インターナショナルというか、社交ダンス=こっち、というイメージがあるかもしれない、数が多いことなどを話しました。私たちの活動で今年中心にやってるのは、アメリカンスタイルのペアダンス。インターとアメリカンをやってる人口の割合としては『これぐらい』(両手で/割合/CL)。
 
 私はろう者はアメリカンから入るのが良いんじゃないかなと思います。ダンスとか音楽とか嫌い、苦手と言う人がきてほしいです。もちろん好きな人にも来てほしいですが、どうせ頭の中『/聴こえる/』からダンスできるんだよね、的に、きこえない人たちから揶揄されて言われるのは嫌だなと思ってます。そこから発展していけば、良いんじゃないかと思ってます。

 母体であるデフダンス関西には、インターもアメリカンもどちらもやるメンバーがいます。参加者の中にも、東京で習ってきてこちらに引っ越してこられたというインター経験者がいらっしゃいました。レッスン中の手話のこと、使用言語のこと、ろう者の願い、情報保障…多岐にわたってちらちらっとみんなで話をしました。
 
 私たちのレッスンでは、先生が手話をがんばって、また、身ぶりも入れて、また、これ手話で何?と聞きながらしてくれているのですが、情報量という意味では、また、ろう者が『わかる』はどんな表現であるかを知るためには、手話通訳を通して先生は声で話をして進めるという方法でもいいんじゃないか。という意見もあります。これは先生と今後相談していく必要がありますね。いろんなスタイルを、みんなで経験していくことで、成長があるんだと思ってます。

 私は音楽のことを話したか話してないか、わりとこうテンパってて忘れちゃいました。音楽のこと、言ったかなぁ。カウントの仕方とかは言いました。

☆手話のぱぴぷぺぽ
 聴こえる方にも来ていただいたので、きちんと手話学習をしましょう!ということで、講師レベルのろう者が3人いたため、事前打ち合わせなしでしたがきっちりそれぞれが展開してくださりました。すごいすごい!
 


手話のぱぴぷぺぽ板書

 手話のパピプペポができたら、ろう者の手話が読み取れるし、日本語の口形をつけたくてもつけられないので(笑)、すっごく手話が上達したように見えると思います! 楽しかったね、またやろうね。

☆ストレッチとウォーク
 この段階で残り時間20分(笑)。だーっと机を片して、お菓子とかお茶のコップを片して、輪になりました。ストレッチは、腕、頭、足とやりました。ろう者は細かい説明が届いてない経験が多いので、重心はどこ。という説明をきっちりやって、ここが痛いよね。のばすんだよ。と説明していたら、次のお部屋の予約の方がはいってきちゃって。まって、あと5分ある!

 カウントの説明は最初のほうや手話タイムでしていたので、足踏みから始めて、リード、フォローの説明やジェンダーの説明もして、とりあえず手を取り合って、リードは手が上だっけ下だっけ?ってレベルからテンパってて、とにかく一緒にレッスン受けたメンバーさんからサポートしてもらい、往復ウォークをして、はいおしまい。ダッシュで荷物をまとめて次の団体の方へ引き継いだのでした。

☆ロビーで反省と言う名の交流会(おまけ)
 1時間やってました(笑)。さすがデフダンス仲間。こうなりますよね、なるよね。我々ろう者は、言語文化的に手話で語る時間が大事で、それをすっとばしてはいけないんです。手話は語り合いながら関係性を築くから、ふだんももっと語って、ダンスしてってバランスが必要じゃない?いつもレッスンだけというのは、だめだから。ということになりました。ということで、手話シュワタイムを取り込んでいこうと思います。

☆今後の開催予定
☆10月度
2日(レッスン)
※通常のレッスンとなります。最初の10分は手話であいさつを簡単にします。途中の休憩も10分程度あり、そこでも少し話ができます。

16日(手話シュワタイム+レッスン)
※最初に手話シュワタイムをとってからレッスンをスタートします。

30日(ハロウィンイヴカラーコード+手話シュワタイム+レッスン)
※ハロウィンをイメージした色をファッションのどこかに取り込んでください。黒、オレンジ、紫など。シャツを黒に、ヘアピンを紫に、ネックレスをオレンジに…自由です。どこかでハロウィンをアピールしてください♪
がそれぞれ10時~12時で開催予定です。
 
☆11月度
5日(日)手話シュワ茶話会
(※会場:四条大宮) 14時~16時
27日(月)レッスン 10時~12時
で開催予定です。

お友達誘い合ってきてください♪


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