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おたくは推しの名前を間違えられるのが許せないんだ

三軍同士の死闘を観てきた。

「たけうち」ポスター

ライブ開催のきっかけはここから。

カラタチ前田さんが漫才の中で必ずいうセリフ『僕の推しメンは櫻坂46の武元唯衣ちゃん』。

前田さんは推しへの愛ゆえ、毎日実施している活動について、以下のように言っている。

僕の寝る前の習慣「推しの名前間違えてる奴いないかパトロールして見つけたら即ブロックする」

前田さんのX

そんな中で冒頭の投稿にあるように、シンクロニシティ×ハイツ友の会ツーマンライブ「西野」の中で、シンクロニシティ西野さんが「武元唯衣」を「武“うち”唯衣」と言い間違えた。

そんな経緯があり、カラタチ×シンクロニシティツーマンライブ「たけうち」が2024/3/8(金)神保町よしもと漫才劇場で開催された。

カラタチ、シンクロニシティがそれぞれネタ2本ずつとコーナーで構成されていた。

コーナーは4つ。
ライブ開催の経緯を説明しお互いに確認し合う『話し合い』。
質問に対する回答で三軍を決めるコーナー。
相撲をするコーナー。
大縄跳びをするコーナー。

『話し合い』では、「これをやれば許してやる!」と大山さんから西野さんに舞台上でエロゲを渡すシーンが。
生配信もありなので、18禁のパッケージは見せられないため、中身が見えない袋に入っていた。
パッケージが気になる一同。
はじめ、西野さんがちらっと見てやばすぎるwというような反応をすると、カラタチの2人も群がる。
なんとか小さい袋の隙間から3人で覗くも、しっかり見たい前田さんが一旦袖に捌ける。

と、思いきやパッケージを袋から出した状態でステージに猛ダッシュで戻ってきた。
慌てて隠す西野さんの姿がおもしろい。

このライブ、というかカラタチ暴走型のライブの醍醐味はこういうところにある。
普段ひ弱なオタクが何をしでかすか分からないハラハラ感。舞台で行われる生のライブならではの臨場感。

三軍大喜利では、大山さんのガチの三軍感が光っていた。
一言一句は思い出せないが、基本女の子と/に〇〇するなら?というお題。
付き合う前にプレゼントするなら?
→いいにおい(かおりだったかも?)のせっけん(ラッシュ)

ラッシュ知ってるおれ。

カラオケで歌うなら?
→抱いてセニョリータ

これはラジオ(最果てのセンセイ!)でも言っていた。

わかってるって 女なんて
大人ぶって ガキあつかい

もうやめにしてくれないか

抱いて 抱いて 抱いて セニョリータ
強く 強く 強く 離さないで
飾って格好つけずに そばにおいでよ

抱いてセニョリータ

大山さんが歌っているところを想像してみてほしい。

大山さんのおもしろさは、自分のおもしろさにあまり気が付いていないところ。
まわりにイジられても、何がイジるポイントなのかさっぱり分かっていないところ。
あくまで、大山和也が大山和也として存在しているだけなところ。

相撲はトーナメント戦。カラタチでたたかい、勝った方が西野さんと勝負。
全員細身で多分普段運動とかもしていない3人。
たたかわせられてるだけでもうおもしろい。

大縄跳びでは先行の西野さんが永遠に跳べそうなくらいに、回数を稼いでいた。
誰も応援とかしていない無音の空間。
たぶん、もっと跳べた気がするけど、ずっと続いちゃいそうでやめたのだとおもう。

次いでカラタチ。2人同時に跳ぶ。
なんと、前田さんが1回目で引っかかってしまい、もう1度チャレンジすることに。
まさかの2回目も同様の結果に。
3度目の正直で大山さんのみで跳ぶことになった。

前田さん、苦手とかのレベルじゃなく、全くできていなかった。
普段ネタ書きで頭がキレて、どちらかというと大山さんの方がポンコツ感があるようにも思えたが、こんなところに弱点があったとは。
たぶん、アメトーークの運動神経悪い芸人に出られる。出た方がいい。

そんでもって、3人揃ってなんか跳び方が変。
みんな軽いはずなのにどしんどしんしてた。
西野さんはなんかヒザ神だった。(膝を伸ばしたままくの字型になって跳んでいた)

全編通して異様な空気感が漂っていたし、シンクロニシティのカラタチを小馬鹿にしている絶妙な視線がおもしろかった。
カラタチは周りからイジられてこそ輝くとおもう。

そもそも2組の相性はいいなあと感じるので、今後もいろいろな形でのライブが開催されたらいいな。

オタク、三軍、最高!フーーーーー!!!


まさかそんな高尚なことが行われるわけがないと思い込ませていただきながら活動をしています。