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興奮するんだろうね

退場曲は木綿のハンカチーフ。いももちがたべたくなるライブだった。あと、からあげも。

2024/4/23(火)20:30〜 @阿佐ヶ谷ロフトA
ロングコートダディ堂前企画 “芋の大喜利割り”
<出演>
ロングコートダディ堂前
ザ・ギース高佐
ケビンス仁木
トンツカタン森本(MC)

店前の看板

堂前さん企画の飲食あり箱(ロフト)での大喜利ライブはたくさん行っている。忘れていなければ皆勤賞。

その中でも今回は特別ゆったりとした空気が流れていたように思う。メンバーかなあ。ガヤガヤとしているというより、落ち着いている面々。

森本さんはたくさんつっこんでくれるけど、他のメンバーにつられてなのか、みんなが黙っている時間は一緒に黙っている時間も長かったように思う。エンディングの告知トークでそのことを話していた。堂前さんいわく、『沈黙フェチ』がいるらしい。沈黙フェチ。

たしかに、このライブは特殊だなと思う。ロフトでは、演者に飲み物や食べ物を差し入れできる。そして、ライブ中にそれを飲み食いする。

生で演者が飲食しているところを見られる機会は、あまりないだろう。なんだか飲食って生きることそのものの行為だな、と思う。わたしは人が食べているのを見るのが好きだ。ぽっちゃりした方が豪快に気持ちよく食べているのももちろんいい。でも、細身の人がたくさん食べているのを見る方が特別好きだ。

なんでか理由はよくわからない。でも、パパ活おじさんとか、おじいちゃんおばあちゃんが若者に食べさせたい気持ちと同じなのかなあ。食べているのを見ているのが好き、という括りで言うと、飼っていた猫のも好きだった。

かわいい、かな。なんだか食べている姿ってかわいい。もぐもぐしてるし。生きようとしているんだなーという。怒りながら食べてる人って少ないもんな。それが食べたくて美味しいなあと思って食べているんだもんな。仕方なく、残り物だとかセールで安くなっていたから食べている場合もあるだろうけど。

そう、だからわたしは飲み食いしているところを見られるのもひとつのたのしみ。だから沈黙フェチも全然あるんだろうなあと思う。フェチではないけど、大喜利の回答を考えている姿を見るのも好きだ。何考えてるのかなーとか。堂前さんは特にニコニコしながら考えていることが多い。

推しが楽しそうだとうれしい。今回の芋の大喜利割りでは、後半特に堂前さんがニコニコしていたように思う。ずっとニコニコしていたし、突然1人で笑い出していた時間もあった。

前半の終わりに森本さんから酔い度を聞かれると、50%と答えていた。堂前さんはお酒に強いイメージがあるけど、1時間しないくらい?で大喜利しながら50%も酔えるのだなーと少し意外だった。ちなみに、前回は後半の記憶がなくなっていたらしい。テキーラもあったからなあ。

でも、記憶なくなるくらい飲んでも、もちろん呂律は回っているし、おもしろくてすごいなあとおもう。今回は最後に『いももち高校の校歌の歌い出し』というお題があった。これが、完全に酒が入った人たちの回答だった。笑 飲み会の時の、くだらないことがやけに面白くて仕方のないあの感じ。最後がピークでずっと堂前さんがニコニコでよかった。

最近ストレスがかかると食べ過ぎるというのも聞いたばかり。たのしそうにやっていると、よかったねえと思う。

大好きな大喜利とお酒の組み合わせ、これからもできる限り通いたい。永くずっといてほしいから、労働ほどほどに、兎さんの言う通り長期休暇でも適度にとってほしい。ストイックなイメージのある堂前さん。急にパタっと倒れたりやる気がなくなってしまったりしたら怖い。大きなお世話だけど。

最後のいももち高校のお題で堂前さんが木綿のハンカチーフを歌唱した。ライブが終わって告知動画も撮り終わった後、演者が退場するタイミングで店内に木綿のハンカチーフが流れた。店員さんの粋な計らい。

堂前さんもたいそう喜んでいた。よかったねえ。堂前さんは笑顔がかわいい。もともと細めの目がもっと細くなって、文字通りにっこりするなと思う。語弊があるかもしれないけど、おばあちゃんみがある。優しくて安心のできる感じ。

『匂わせ』のお題では、『興奮するんだろうね』と堂前さん。いけないこと、2人だけの秘密、みたいなのがいいんだろうね。でもそれをしたくなるその人の精神とか、2人の関係は健全とは言えないけど。

あー今回も満たされた。こんなんなんぼあってもいいですからね。ロフトのライブでは最後、抽選に当たった人だけがフリップをもらえる。いつか当たってみたいな。

次回も現地で見られますように。

まさかそんな高尚なことが行われるわけがないと思い込ませていただきながら活動をしています。