見出し画像

今日のCD:2024-06-10

本日の仕入れ

2部構成で時間かかりすぎて、まったく「本日の」ではなくなってしまったので、別日として分けます。
というか、8枚聴いて一言感想をつけようと思ったら、聴くだけで8時間ほどかかる計算ですね。無謀な量の CDを買っています。


 今回の仕入れ先は、ヤフーオークションのまとめ売りのため、個別の値段はつけていない。
仕入れ先:ヤフーオークション
仕入れ値:1,500円(送料込)
入り数:8枚

1. The Prototype Years

オリジナルリリース:1997年
 お楽しみ箱小サイズ(まとめ売り)の1枚目。1枚目と言いつつ、2CDsでラッキーだ。

 発売年のとおり古いドラムンベースだが、当時聞いてた僕にとっては懐かしさを感じる。今のは今のでオシャレで良いが、最初はこんな感じで今風のスムース感は薄かったように思う。

2. Pearl's Girl

オリジナルリリース:1996年
 お楽しみ箱小サイズ(まとめ売り)の2枚目。Amazonでは 2CDsタイプのものもあるようだが、手元にあるのは1枚で、ケースも1枚仕様だ。

 英Wikipediaによるトラックリストからすると、再販の US盤のようだ。ジャンルとしては「プログレッシブトランス」「ブレイクビーツハードコア」とされているが、正直テクノ音楽の細分化が多岐にわたりすぎて、あまりピンと来ない。勉強不足である。
 ジャンルに関しては、下記2つの記事が例示も多く勉強になる。テクノとハウスは根本が違うのか!と新しい学びを得た。(記事の大元サイトが面白いのでブックマークした。)

 なお、アルバムを通して聴いた感想としては、なんとなくトランスみを感じる曲もあるかな、といったところ。ただ、今風のトランスでよくあるキラキラした音ではなく、ズシンと太い音が軸になっているのが印象的だった。

3. The Dirtchamber Sessions, Vol. 1

オリジナルリリース:1999年
 お楽しみ箱小サイズ(まとめ売り)の3枚目。

 ジャンルとしては「ビッグビート」とのこと。ビッグビートもテクノの派生形なのか。どちらかというと音楽のノリ的にヒップホップなイメージを持っていたが……。
 どこかで聴いたことのあるフレーズがあちこちに出てきて面白いが、いろんなジャンルの曲からのサンプリングなので、僕の思うテクノっぽさは薄い。

4. The Fat of the Land

オリジナルリリース:1997年
 お楽しみ箱小サイズ(まとめ売り)の4枚目。ジャケットのカニの意味不明な勢いに、手に取った瞬間ちょっと笑ってしまった。

 聴いた感想は……電子音はあるものの、サンプリング元のロック音楽が強すぎて、ロックをほとんど聞かない僕にはあまり引っかかる部分がない。
 なんというか、最前列でヘッドバンキングする様子は思い浮かぶものの、フロアで踊るイメージではなかった。
 残念ながら、今の僕にはちょっと合わなかった模様。

5. Everything Everything

オリジナルリリース:2000年
 お楽しみ箱小サイズ(まとめ売り)の5枚目。2枚目の Pearl's Girlをリリースした Underworldによるライブ盤らしい。

 ようやく僕が思う、テクノらしい音楽に戻ってきて安堵する。あちこちにファンの歓声が入っていて、ライブの盛り上がりを感じることができた。
 2000年のリリースということで、より現代的で聴き馴染みのある音が増えて聴きやすい。
 1曲あたりがそれぞれ結構長尺なのも、没入感を増しているように思う。

6. Mysteries of Funk

オリジナルリリース:1998年
 お楽しみ箱小サイズ(まとめ売り)の6枚目。1枚目の The Prototype Yearsをリリースした Grooveriderがもう1枚入っていた。

 英Wikipediaにあるトラックリストとは若干構成が異なるし、2CDsとなっているが僕の手元にあるのは1枚のバージョン。Discogsの Mysteries of Funkの項目にあるリストとはマッチしているようで、Amazon.co.jpのレビューでは「2枚組だったものを1枚にまとめたエディット盤」とあった。
 内容的には、「そうそうこれこれ」という僕の大好きなドラムンベースが詰まっている。

7. Pull The Plug

オリジナルリリース:1998年
 お楽しみ箱小サイズ(まとめ売り)の7枚目。 

 Amazon.co.jpで探すと、僕の手元にあるジャケットとは異なる写真が出てくる。手元にあるのは英Wikipediaに掲載されているバージョンで、トラックリスト的には日本盤のようだ。
 内容的には滑らかな歌モノの印象が強く、全体的に各トラックが長尺でゆったりノれる。そしてやっぱり、ドラムンベースは良い。

8. Blue Album

オリジナルリリース:2004年
 お楽しみ箱小サイズ(まとめ売り)の8枚目。最後の1枚。

 英Wikipediaとはトラックリストが異なり、ボーナストラックが1曲入っている。調べてみるとどうやら解散・来日公演を前に発売された日本盤らしい。

 解散を表明してからのリリースとのことで、解散までの音楽活動の集大成的な意味もあるのか、様々なカラーの曲が収録されている。おかげで、歴史と変遷を感じることができた。(以降、再結成と解散を何度か繰り返している模様。)



CDキズやケース割れアリ、未チェック現状渡し等が条件のジャンク扱いとして出品されることが多い「まとめ売り」系への初挑戦は、調べていく内に有名どころが詰まっていて大当たりだったと感じました。
もっと玉石混合(物理的ダメージ・内容ともに)を覚悟していただけに、うれしい誤算ですよ。
で、味をしめた僕はこの後どえらいことになるのですが、それはまた近々ということで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?