他人に依存した動機は早めに捨てるべき

「誰かの役に立ちたい」という動機は、決定的な動機にはすべきではないと思う。
「誰かの役に立ちたい」から一生懸命働くor勉強する…
利他的な動機は道徳的に賞賛を得やすいが、そもそも他人の賞賛や承認に対する欲求を自己の行動原理とすべきではないからだ。

他人と自分は違う生き物であって、他人はコントロールすべきではない。
それにも関わらず「誰かの役に立ちたい」そうして「誰かに認められたい」といった欲求を満たすためには、必然的に他人の存在を自分のために利用することになるし、それはつまり他人に依存することだ。

それよりも、他人との関係で大切なのは、現在と将来において、自分を必要としてくれる人に、自分をより適切に届けられることだけだ。
そのためには常に自分をより良くし続ける必要がある。
そうして、自分を乗り越え続けること、という動機だけが、あらゆる障害に堪え得る動機になり得るのだと思う。

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