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テンセント(騰訊)の勢いが止まらない

株式投資 Day9
先日、中国人の友人に紹介してもらった千代田区の岩本町にある中国系不動産会社へ行ってきた。仲介会社であるはずがその場所は人通りが少なく建物に着いても、看板や広告がなくて到着まで少し迷ったほどでした。

それでもお客さんはたくさんくるようで、不思議に思ったのでどのように集客しているのか聞いていました。「WeChat(微信)だよ」とそれだけ答えたので、「え?LINEみたいなものですよね?」と聞くと、「そうだけど広告とかも出せるから、間取り情報とかを載せて」「ほら、こんな感じで」と見せてもらいました。LINEでいうタイムラインのようなところに、物件情報を載せているようでした。イメージ画像↓

「日本のやり方は古いよ。中国は全部ネットだよ」と言ってました。そこのお客さんは、99%中国人がお客さんだそうです。日本にある仲介会社で中国人がターゲットだからこそ、ネットオンリーで商売ができるのですね。「WeChat」と「友達の友達」がお客さんのほとんどだそうです。

WeChatは、アクティブユーザーが9億人います(2017年11月現在)。連絡手段のみならず、その使い方は多岐に渡ります。日本であるサービスのLINE+Yahoo!+出会い系アプリを合わせた感じでしょうか。とにかく既存のサービスをなんでも真似しちゃった感があります。WeChatはどんどん進化してるので、日本のLINE市場を超す日がくるのではないかと思います。

テンセントの事業の柱を大きく分けると、1.WeChat 2.ゲーム 3.ストリーミング動画です。ゲームの売上高は任天堂やソニーを超える世界最大のゲーム企業となってます。ストリーミング事業もハリウッド作品も取り入れ、オリジナル作品を制作していることから、ネットフリックスと張り合うことになるでしょう。

現在 414.4 ↑ (2017/11/28 15:21 HKT) 人民元16.85円           最低取引100株(約698,264円)

株価も年初から21日終了まで127%増。11月20日時点でFBの時価総額約5200億ドルを超えてしまいました。テンセントの勢いは止まらない。