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ニックネームのこと 自己紹介③

今回は、ニックネームに「深呼吸」を選んだきっかけについて書いてみます。

「悩みの遺伝子」の中身を少しご紹介

前回の投稿で、マイページに灯台の写真を使った経緯をご紹介しました。「悩みの遺伝子」という本のカバーが印象的で、気に入ったためでした。

悩みの遺伝子

今回は帯がついた状態で、写真を撮っております。久しぶりに引っ張り出してきたこの機会に、本を読み直してみました。

悩みの遺伝子が見つかった

タイトルの通り、ある研究で「悩みの遺伝子」が見つかったそうです。本によると悩みの遺伝子を持っている人は悩むように生まれついていて、またある人は生まれながらに自信を持っているのだとか。

もちろんこういった気質だけでなく、生まれてからの環境が大きく関係してくることにもふれられています。

例として、シェイクスピアのハムレットを挙げているのがおもしろいと思いました。「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」と悩んでいる人がいる一方、気楽に生きている人がいるのも否めません。

加藤諦三さんの本は帯を見ても分かる通り、心のことや幸せについてダイレクトに書かれているという印象です。そのため加藤さんの本を書店で買うときは、いつも店員さんにどう思われるかなと、少しドキドキしていたのを思い出します。

脳のある箇所が活動しすぎている

この本を買ったのは20年近く前のことですが、私自身、悩みやすいほうでした(今でもそうですが)。考えがどうどうめぐりしているのに気づかず・・・ということもあったと思います。本には

悩んでいるときには脳のある箇所が活動しすぎか、間違って活動している。

と書いてあります。これを自覚して、事実が大変なのではなく、脳が処理する段階で大騒ぎしているのだと自覚することが大事、と説明されていました。

これを聞くと、悩まない人のほうが良いと思います。しかしまったく悩まない人というのも、「人が生きる」という点からはどうかとも説明がありました。

精神医学者のハロウエルは、悩みは血圧のようなものだと言っている。つまり高すぎても低すぎてもいけない。
悩まない人を見ていると、文学にも芸術にもあまり関心がない。人は自分の悩みを解決しようとして、成長していくのかもしれないと私は思っている。

運動と食事を改善

そしてこの悩みの遺伝子とうまく付き合うための、改善策のページにとんでみます。そこには体を動かすことによって、脳内に違ったホルモンが溢れるようにしなければならない、と書かれています。こちらに「深呼吸」という言葉が出てきたので、ニックネームをこれにしようかと思ったのでした。

散歩をする、体操をする、深呼吸をする、気が向けば走る、お風呂にゆっくりと入る、環境が許せば泳ぐなどである。何でも良いから体を動かして、脳内のホルモンの環境を変えなければならない。
面白い映画が見られるなら、面白い映画を見て笑うのでもいい。悩んでいる人は陰険な人と会ってはいけない。暗い人と会ってはいけない。悩んだ時にはとにかく、陽気な人と会うことである。そして快適な環境に身をおくように努めることである。

長文ですが、引用させて頂きました。またセロトニンの原料となるものなど、食事にも注意することが大事とのことです。

「深呼吸」にしました

この改善策のなかにあった「深呼吸」をニックネームにした、というのがことの経緯でした。なんじゃそりゃ、と自分でも思いますが。

長文になりましたが、本の紹介と併せて書いてみました。ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

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