DDNDZRECORD的映画評

先日、スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホームを鑑賞した
仕事のシフトの休みが月曜でメンズデーで早朝の８時４５分の回を見てやろうと思い意気込んで前日寝入ったが、眠さにより１４時３５分の回に変更とした
鑑賞前に郵便局で家電リサイクルの切手を購入しようとしたが廃棄家電のサイズとブランド名がわからないと切手を販売できないとあり、ブランド名はチェックしていなかった為に退却
ブックオフにてレコードと本を売却、ハードオフにて器と服を売却（ハードオフの査定中にはパトロール中のディガーに遭遇し立ち話をしたり、真空間アンプを眺め思考したりしていた）（売却予定だった器を前日確認したところ新庄の東山焼のおちょこセットがあり、おちょこセットは売却を取りやめとし、夕食時にホタルイカと朝日鷹で一杯やったのはいうまでもないことである）
そののち、ゆ～チェリーという３種の温泉に浸かり、嗜好するMISEcaffeにてコーヒーとイチゴのパンナコッタを平らげながら、小林秀雄講演集【常識について】筒井康隆【笑うな】町田康【男の愛】をちょっとずつ読みふけた
そして、雪のがたがた道を走行しながら映画館に到着した

上記の行為中、異常に終始眠かった
４Ⅾでの鑑賞をしたのだが、メンズデーでも２３００円(通常は２９００円）であり、非常に高価である
スパイダーマンは高校制時代におそらく見ていたが忘れている
しかし、こういったアクションの活動写真には特に真空管アンプをみて思考する様なことはせずに無心で愉しむものと心得ているので、予習なしで臨んだ

困ったのは吹き替え版であったことである
吹替の声優は広川太一朗氏以外は嫌いなため、はっきりいってへこんだ
gotta take a shitしてから我慢して鑑賞した
中盤アクションのちょっと凝った前置きのめんどくささと温かさで異常に眠気に襲われた
１５分ほどうつらうつらしていた際に、地下室の突如始まる戦闘シーンで後頭部への４Ⅾエアー攻撃で「そこもか」と声を出してしまってからは起きて鑑賞できていた

感想としては
・スパイダーマンの彼女のＭＪが、もうちょっとウィノナ・ライダーみたいにきれいな方がよかった
・吹き替えの言葉使いが今風の感じを使用していたが、ヤンキーでない俳優がヤンキー役をした際の違和感のように、今風言葉遣いを声優の方が普段今風言葉遣いをしていないであろう感が醸し出され、そこが絶妙で嗜好される方もおられるであろうが私にとっては不快だった
・４Ⅾの水の噴射箇所が無理矢理で終盤までなかなか水のシーンがないからしょーがないからここでだ、感があり不快だった
・最後のアクションシーンが４Ⅾ入り乱れまくりの大スクリーンでいい音響の爆音、金つぎ込み最先端テクノロジー使いまくり感が味わえて元獲った感が味わえて満足した
・館内のホワイトボードに鑑賞者の感想を書く催しがあり、「おもしろかった」と隅に記してあり、「ろ」と「か」の間に「くな」を付け加えようとしたがペンのインクが出なかったのと、スタッフの方が後処理時にげんなりしながら仕事をしなければならないことを考えると中止とした

しかし、あのホワイトボードに記入された感想を誰が読み、それはどうなるのだろうか
ここに感想を記しておきたかったから記しているが、あまり見る方にとって愉快なものではないデータでは、ある
あのホワイトボードに丹念な映画評を書き込み、これまでの小学生の方々の「おもしろかった」という感想だけではない、映画好きなバイトのスタッフさんがここでバイトしてホワイトボード見てラッキーと思るような文章であったとき、私のとって有意義で滑稽な最高なステージでの悦びがある
そこに命を懸けていきたい所存である（俺にはそれしかねえ）