チェロを初めて3ヶ月経過:思った事

 今日は、自分がチェロを初めて3ヶ月経過して、思ったことを書きます。初めてみて、良かったことや課題点、それに習って良かったこと、初める前はそこまでと思わなかった事を書いていきます。

チェロを初めて良かったこと

 チェロを初めてから、チェロの音に対しての耳が良くなりました。こないだクラシックのオーケストラコンサートに行ったのですが、チェロの音がちゃんと聞けるようになっていました。今までは、コントラバスの音だけが聞こえていたというか注目できていました。が、実はチェロの音が一番どれか解ってなかったです。

チェロを初めて解った課題点

 最も大きな課題は、音出し問題です。コントラバスがピアノくらい響く事は知っていましたが、初めるまで生チェロの音を聞いたことがなく、感覚的に解ってませんでした。実際問題、チェロが直感的にどれくらいの音かっていうのが感覚的にわかりませんでした。チェロを初めて数週間は、本当に音がなっている程度でしたが、レッスンを受けるごとに音と響きがデカくなり、音の大きさを実感する事になりました。後は、チェロの指板が耳元にあるので、かなり大きく感じる問題もあると思います。最初はサイレンサー程度で良かったのですが、集合住宅でちゃんと練習するには、サイレンサー程度では不十分でした。そこそこ弾けるようになれば別かも?しれませんが、しずかちゃん程度の間は特にです。
 じゃーーー実際どうやってるの?先ずは大きく2つの方法でカバーしてます。

  • 音をガンガン出すときはカラオケやレンタルスペース

  • 家では消音を徹底する

音をガンガン出したい日

 音をガンガン出して練習もしないと、と思っております。そんな時に、どんな場所で練習するのか?自分が調べた範囲では、数カ所が可能です。

  • カラオケ(ドリンク考えるとそこそこする)

  • 楽器可なレンタルスペース(地域差はあるが値段がする)

  • レンタル防音室(地域差はあるが値段がする)

  • 教室の練習スペース(教室に通っている人等いくつかの条件を満たせば)

  • 自治体等が運営する学校の音楽室(個人で借りるのは難しそう)

  • 公園等の広場(楽器可な場所は案外少ないと思う)

 基本的には、どの選択肢もそこそこのお値段がします。常に使い続けるのは、ちょっとお財布的にもつらいものが多い人が多いと思います(自分を含む。)なので、次の方法も考えました。

消音を徹底する

 消音を徹底する?何を言っているんだ?ですね。何とか家で楽器が使えないか考えた結果最終手段は消音を考えるでした。自分は、集合住宅に住んでおり、上下左右に別の部屋がある、画期的に楽器を使うのにはコンディションが良くないです。消音は、次の2点が考えられます。

  • 部屋の消音

  • 楽器がならなくする

  最初は部屋の消音から考えました。が、効果的なのは防音室等を設置することです。賃貸の家にチェロが弾ける大きさの防音室を置くのは不可能ではないけども、ハードルが高いです。自分の家は大きさ的にも厳しいです。お値段も結構しますしね。その費用でしばらくはカラオケやレンタルスペースが使えます・・・また、消音パネルや防音パネルを壁に貼ることも考えられます。これは、比較的現実的な話ではないかな?って思います。幸運にも?自分の家は、家具が壁側に並んでおり、空気層の間に物理層があるため、それは不要かな?って思っています。隣の家に入るわけにはいかないので、実際どれくらい漏れているのかは不明です。ちょくちょくとお隣さんに有った時に、音大丈夫?って聞いてますが、聞こえてないのか新設からかうるさいと言われたことはありません。
 一方で、上でも書きましたが、チェロの音はそこそこ大きいです。チェロを初めて1ヶ月とかの腕でも、80dBは普通にでてしまいます。楽器の音を消音するほうが、家の防音よりも効果が高いと思いました。先ずは、消音器を購入し、使ってみました。消音器を使うことで、20−25%程度の消音効果がありそうです。が、元々が大きいので、結構気になります。次にやってみたのが、Youtube でバイオリンの方が紹介していた、f字口を塞ぐ必殺技です。これも消音器を使うのと同じくらいの効果があり、併用するとかなり音が抑えられます。そんななか、新たに別のYoutube でバイオリンの方がホテルの夜に音を出すという話をなさっており、そこを参考に、楽器を布で覆う技を参考にしました。(ヴァイオリンはじめチャンネルやったかな?)これがかなり効果がありました。つけるのはちょっと面倒ですが、45−50dB 程度に抑えられ、日中に練習するにはグレーではあるけども現実的な大きさに抑えられました。ニーズがあれば、そのうち自分の楽器の消音方法を書こうかとも思います。
 ちなみに、音が気になるときは、携帯に騒音計アプリを入れて、観測しながら弾いてた時期もあります。騒音計アプリは、今の部屋の音を観測するにはある程度は有効なものです。ただ、携帯のマイクがどこについているかで、正しく計測できない可能性がある点と、そのアプリの精度がどの程度なのかはわからないことが多いので、目安程度に使えます。特に、どの音域をモニタリングしているのかとか書かれていないものが多い印象です。(音域まででるアプリもあります。)

チェロを習って良かったこと

冒頭で、チェロを初めて良かったことに関して書きました。ここでは、チェロを独学ではなく先生に教えてもらってよかったことに関して書いていきます。
 先ずは、チョロの教本は、習う前提で書かれており、書かれていない事実が多すぎる点です。実際に、レッスンで色々と教えてもらい、これは・・・・先生いないと不可能だは・・・とか、これにたどり着くのに一人やと数年はかかるんじゃない?って思ったことが多いです。特に最初の2ヶ月はそう思うことが多かったです。今でも、毎回そう思うのですが、自分が正しいのか間違っているのか、正直初心者には全くわかんないですよね。そして、音が鳴っていれば満足できますが、習って出る音は、楽器が単に鳴っているとは全く異なるものです。
 練習するモチベーションになる。レッスンがあると、やっぱり課題は練習していこうと思うので、練習のモチベーションになります。この3曲が鳴るようになるためには・・・と色々考えて、チャレンジして見るので、進みは早いと思います。
 そもそもチェリストは楽しいです。数人のプロチェリストを知っていますが、皆さんフレンドリーで楽しい人々です。もちろん、人にもよるとはお思いますが、基本喋っていて楽しい人が多いです。なんで、レッスンもとても楽しいのではないかと思います。今まで、小学校、中学校の音楽の先生がとてもヒステリーな方で、そもそも音楽が嫌いでしたし、三十数年間音楽を聞くということはありませんでした。音楽をする人はみんなヒステリーな人と極端なことを思っていましたが、そんなことはありません。

チェロを初めて気がついた事

 先ずは、想像以上に大きな音が出ることです。見た目以上に、インターネット上のコンテンツ以上に音が出ます。が、色々なアプローチから解消できる可能性を感じました。案外、プロの方よりも、楽器ど素人のほうが思いつく消音方法もあるのねって思いました。(プロの方と始めたてでは、そもそも色々違うから、彼らが初心者の求めるものを求めていない説は濃厚)そして、習わないとわからないことが多いです。
 次に、音楽って楽しいって思いました。たぶん、自分以外の多くの人には普通のことなのでしょうが。
 最後に、自分の練習は録音して聞いてみると、思いの外たどたどしい事がわかります。いつか、スムーズに弾ける日が来たら良いな〜って思います。’


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