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大会に…出る!

ジョギングを始めた当初、従叔父から実家ちかくのマラソン大会に誘われ「初心者を気軽に誘うんじゃねー!」などと言っていた私だが、なんと11月開催のマラソン大会10kmにエントリーした。

なぜ…??

自分でもよくわからないので整理してみる。

マラソン大会の知られざる魅力を知る

まず、私はマラソン大会というものを「ガチのランナーが出場して、ただタイムを競う会」だと思っていた。
だから私などお呼びでないのである。
だが、どうやらそれだけではないようだ。
たかぎなおこさんのマラソンシリーズを読んでいるうちに、地元の方のあたたかさを味わったり、ふだん走れないコースを走ることができるという地域のマラソン大会ならではの魅力のほうに興味を持ったのだった。

たかぎさんはお友達や編集の方と走られていて、旅がてらマラソン大会に出たあと、一緒に温泉に入ったりおいしいものを食べたりしている。それも楽しそうでいいなと感じた。

実は、私とアシックスに一緒に行ってくれた友達が実際にランニングを始めてくれている。住んでいる地域は遠いが、いつかそんなことができたらと思った。

トレイルランニングへの道

ふたつめは、その友達が「いつかトレランをやってみたい」と言ったことだ。
トレランについては全く視野に入れていなかったのだが、言われてみると楽しそうである。それに、ランニングに引き摺り込んでしまった以上こちらにも責任がある。

調べると、トレランはまずロードで安定して10km走れることが前提条件とされているらしい。

なのでとりあえず10km完走を目指して走ることになったのである。

10kmか…。

このとき、「10kmなら大会によくあるな」と魔がさしてしまったのかもしれない。
フルマラソンなんてとんでもないし、いつかハーフくらいは体験してみたい気持ちはあるが、今すぐというのは明らかに無謀だろう。
逆に毎回のランコースがほぼ4.5kmなので、5kmの大会というのもちょっと違うかなと思う(しかも、距離が短いとみんな速そうで怖い)。

そんな理由でなんとなく10km程度の大会を探すことにしたのである。
ところが、障害児を抱えた私の生活では「ちょっと行ってくる」が気軽にできない。私が住んでいる県近辺で、夫に留守番を頼める日程で、しかも交通機関で行けるところで、日帰りできそうな大会というものがなかなか無い。従叔父に誘われた実家ちかくの大会は唯一条件が揃っていたが、あいにくその日は次女のダンス大会本番の日であった。

何度検索しても行けそうな大会がないので、私は半分諦めかけていた。

そのとき、ふと九州にも友達がいることを思い出したのだった。検索地域を九州に変えて検索したら、まさに彼女の住むあたりで開催する大会がヒットした。日程は11月下旬である。
しかも聞けば彼女の予定も空けてもらえるとのこと。夫の予定も空いている。
これはエントリーしろということではないだろうか?

というわけで、気がつくとエントリーを完了していた。
初出場が決まってしまったらもう頑張るしかないので、10km完走を目指してチャレンジしてみようと思う。
ピアスを開けてからというもの、本格的に人生チャレンジ期に移ってきた感じがする。

この後、大会出場のアドバイスをもらおうと従叔父に連絡したところ1日で本格的な練習メニューを書き込んだカレンダー画像が送られてきたり、ゆっくり走ろうとしすぎてふくらはぎを痛めたり、当日空けてくれた地元の友達もなぜか一緒に走ることになったりと、ゴタゴタ色々あるわけだが、それはまた別の機会に。

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