まさかのジョギングを始めた理由
実は従叔父が何年もランニングにはまっている。
私が44歳なので彼はとっくに還暦を過ぎているのだけれど、ランニングを日課にしていて毎回けっこうな距離を走り、他県に遠征しては大会に出場したりしているのを何となくFacebookで知っていた。
「がんばってるなー」
と思うと同時に、
「走るのにハマる人って一定数いるけど何で?」
という疑問があった。
中学生のころ、持久走は速い方だった。だが、嫌いだった。呼吸は苦しいし、汗はかくし、つらい時間が長いのだ。
だから30代後半に肝機能の数値が急に悪くなり、有酸素運動をしようと思ったときも「走るのはなしだな」と真っ先に除外した。
そうして夫の行っているジムのプールに週2で通って1年半。
また夏休みの時期がやってきた。
去年の3月からプール通いは続いていて、問題の肝機能数値にもそれなりに良い効果をもたらしていた。ただ、子ら(小学生)が長期休暇に入ったときの運動に困るのだ。特に夏休みは1ヶ月半ちかくもある。
去年はお盆休みに夫が「行ってきていいよ」と留守を預かってくれたタイミングで2度ほど泳ぎに出ることができたが、1ヶ月半で合計2kmちょっとの水泳ではとても足りない。
長期休みの後は決まって太るし、血液検査の数値も悪くなる…。
なのでついに、今年の夏休みは早朝ジョギングに出ることに決めた。決めてしまった。
自重トレーニングにも限界があるし、ピラティスにも行けない。プールにも行けないなら、もうそれしかなかった。
子供が学校に行く日は5時半に起きている。夏休みは子供を早く起こす必要がないにしても、ジョギング後のシャワーを考えるとそれより1時間くらい早く起きるのが良いような気がした。
猛暑だし、日が出たらもう暑いだろう…。
よし、4時20分に起きよう。5時前から30分くらい走れればいいかな。
こうして、私のジョギングライフが幕を開けたのだった。
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