『正欲』【基礎教養部】

書評を書いた


↓本を読んでの自分語り

基本的に私は誰が何に興奮しようが、まずは「そうなんだ」と思う。突き放すことはない。その人がなぜそれに興奮するのか、そっちによっぽど興味があるからだ。たとえ「罪」となる「もの」に興奮するという人を前にしても同様である。

人は法律という線引きで秩序を守っている。成人が幼児に興奮して手を出してしまえばアウト。世間では、「幼児好きの成人」は「多様性」として受け入れてもらえない。

ただ、今の社会の「多様性」は「幼児好きの成人」をも飲み込まんとする勢いで、こんな人もいるのか、あんな人もいるのか、そんな人もいるからと“全て(「犯罪」じゃなければ)を受け入れますよ風”を装っている。

みんな違うのだから誰とも分かり合えない。それが現実である。これを言うと冷めきった人間のように思われるかもしれないが、多分違う。私と直接会ったらむしろその逆の印象を受けるのではなかろうか。

みんな違うのだから誰とも分かり合えない。
それでも、それだからこそ“繋がり”を大事にしたい。

最後に私の好きな言葉紹介して締めくくろうと思う。
『みんなちがって、みんなちがう』

チャオ!

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