人目や失敗を気にして、なかなか行動できないのならば

強烈に思ったことが2つあるので、忘れないうちに、ここに綴っておきたい。

行動することその結果を真摯に受け止めることが大事ということである。その方法についても記していく。

行動すること

行動することは、自分を知ることにつながる

行動することが大事なのは、自分を知ることが出来るから。行動すると、良くも悪くも予期せぬことが必ず起きて、その現象から、思いもよらなかった自分の一面が見えてくる。また、自分から起こした行動から得られる結果について、関心がないわけがない。嫌でも自身の現状が明らかになる。
学校に行けば好きな教科がわかるように。社会に出ればどんな人が好きか嫌いか、どんな仕事が好きか嫌いか、どんなことが得意か、どんな時に幸せを感じるかがわかるように。家事をすれば、好きな家事嫌いな家事がわかるように。全ての行動から、自分を知ることができる。

自分を知ることについて

なぜ自分を知ることが大事かについても触れておく。
人が生きていくにあたり、集団の中で生きることは避けられない。そのなかで、自分がどう振る舞えばしたたかに生きられるのか、知っておくために、自分のことを知る必要があるのだ。自分が生まれながらに持っているものは何か。それをどう使えば良いか。また、どこをどう鍛えていくか。
フリーランスで1人で行う仕事にしたって、お金を払うのはお客さんであり、他の人の力が必要なことも多々ある。やはり自分を知り、強みを活かすと同時に、弱みを自覚し目立たなくして生きていくのが良い。

行動することが難しい中で、行動していくためには

人が行動し難くなる理由は、人が何かすれば、必ず誰かから何かを言われるからである。これについては、人から何か言われるのが当たり前だと思い、言われたことは、受け取るか否か、自分で判断していくのが良いと思う。悪いことを言われると、つい反応して怒ったり落ち込んだりしてしまうが、初めから覚悟してなるべく淡々とするように努める。信頼できる人に聴いてもらうのも良い。

「遺伝子のバグ」のせいにしても良い


日本は農耕民族で村社会だったから、特に周りを気にする傾向が強い。それが良いとか悪いとかではなく、単にずーっと村社会だったから、しっかり遺伝子に組み込まれているだけで、周りを気にしてしまうのはバグだと思えば良い。

行動する前の、失敗するかもという不安についても、同じように遺伝子のバグだと思うと良い。
私たちの祖先は、狩猟民族から農耕民族になった。これは、無鉄砲な人が猛獣の餌になり、臆病な人が生き残ったことを表している。
しかし、現代ではその不安は必要ない。現代では何をしても、死ぬようなことはあまりない。だから、臆病だった祖先の記憶、すなわち遺伝子のバグだと思って行動するくらいでちょうどいい。


結果を真摯に受け止めること


これも難しいけど重要である。結果を次の行動に活かすことが大事なのは言うまでもないので、ここでは結果の受け止め方(気持ちの持ち様)について綴っておく。

「真摯に」とは、重く受け止めることでは決してない。「淡々と」でも良い。

結果に対して、落ち込んだり、怒ったりしても良いが、その後の行動が大事である。落ち込みすぎないで振り返り、次につなげるには、どうしたら良いか。

「便宜上」評価されただけ

人からの評価については、「便宜上」という言葉を使い、評価する側の人間の立場に立ってみると良い。何かのコンテストなら、審査員は順位をつけざるを得ない。学校のテストなら、先生は点数をつけざるを得ない。評価する側だって、その人を否定したいわけではなく、生活のために、あるいはなるべく正当な評価をするよう努力することによって、その分野に貢献したいのだ。要は、便宜上評価されたに過ぎないのだ。
もし単に攻撃されただけだとしたら、その人がお腹が空いていたかもしれないし、彼女にフラれたのかもしれない。他人の虫の居所は、考えても仕方がない。もしその人が大切だったら、寄り添ってあげたいが。

とにかく、評価が低くても、決して自分が否定されたわけではなく、その時点ではそういう現状が起きたという風に思うと良い。
能力とは、「モノ」というより「コト」なのだ。能力が人に帰属すると思うから、必要以上に人と比べすぎて辛くなる。
そうしたらあとは、次のより良い「コト」を起こしていくために、自分のとっていく行動は何なのかを考え、行動していくだけである。

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