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イタリアの屋台のごちそうサンドイッチin自宅


パンを焼きたくて週末が待ち遠しい。

今日は待ちに待った土曜日で、妻と子供たちと田植え体験をしてきた。子供2人を連れての田植えは体力を使ったので疲れていたが、家に帰って思ったのは、どれくらい休めるかではなく、夕飯時までにパンが焼けるか、ということであった。

家に帰ったのは午後2時過ぎ。…よし、パンが焼ける。

 今日は、前回やって美味しかった全粒粉入りミニバゲット2本をまた作ることにしたが、同じパンばかり記事にしても面白くないかなと考え、今日はその食べ方を、面白くしてみようと思った。

イタリアの屋台のサンドイッチ

これにはずっと憧れがあり、作ってみたいと思っていた。YouTubeで「イタリア 屋台」などと検索すると出てくる、現地の陽気なオジサンたちが、鮮やかに慣れた手つきで作るサンドイッチが、それはもう美味しそうなのだ。

そして食べてみたいものは、自分で作るのがわたしである。自家製パンなんかでやったら、それは楽しいだろうなあ。

ということで今回の企画です。

まずパンを焼く

前回とほぼ同じなので、パン焼き工程は割愛。
温度湿度は記録させてください。今後のために。ちなみにうちの温度湿度計は、後ろのマグネットがちょっと弱く、すぐにずり落ちてしまうので、下に強力なマグネットを配置し補強しています。

今日もアビィロードの4人が支えてくれていますね。ビートルズファンに怒られそう。
前回より加水率を高めて作ります。パン作りにはかなり慣れてきたけど、未だに売れっ子アーティストのファンよろしく、オーブンの前で、英雄の帰還を出待ちしてしまいます。
左側はうまくクープが開いたんが、右側は横が割れてしまった。ううむ原因はなんなのだ。

サンドイッチを作っていく

3時間後、いよいよサンドイッチを作ります。

完全にYouTubeで観ただけのイタリアのオジサンたちの見様見真似だけど、それがいいのよね。多分適当にやっても絶対美味しい。こういう気楽さも味のうちである。

薄く切った下のパンに、具をジャンジャン載せる。で、最後に中身をくり抜いた上のパンを被せる。これだけの料理ですが、イタリア屋台おじちゃんたちは、なんかすごく色々とこだわっているようでかっこよかった。

  1. まず、パンを切ります。
    注意点は、なるべく下のほうを薄く切ること。上のほうを厚くします。

  2. 上のパンの中身をくり抜きます。
    なぜかというと、具をジャンジャン載せていくため、そのまま上のパンを載せると、具がつぶれてしまうからです。たぶん。

わたしは手でちぎってくり抜いて、そのままパクパク食べた。味見味見。

3.オリーブオイルとオレガノをふる

 オリーブオイルは風味付けと、パンが水分を吸いすぎないように。オレガノはイタリア感を一気に出すため。バジルなんかと違って、オレガノは乾燥させたほうが香りが増すみたいね。この香りを、パンの気泡に含ませて、鼻腔に届ける的なね。いいよねそういうの。

4.具を on していく

この工程がすこぶる楽しい。なんか食材が次々乗っかっていくのって、ワクワクする。一人で屋台のオジサンと、お客さんの二役やってる感じね。載せるごとに写真撮っちゃった。

トマトのマリネ。パンの発行を待っている間にチャチャっと作っといた。


たまたまあった赤玉ねぎと、冷蔵庫常備の自家製パンチェッタ。
おおおおおお。これ完全に動画で見たやつや!
映えるなぁおい。キッチンが荒れてるのも屋台っぽくていいねー
パンを焼いたクッキングペーパーで包み、ネグローニとともにいただく。

最高でした

欲を言えば具をもっとモリモリに盛りたかったなぁ。

でも、ものすごく映えるし、作ってて楽しいし、適当にやってもうまい。ボリュームもあり、1本分を妻と分けて丁度よかった。自宅にいながらイタリアの屋台の気分が味わえて最高でした。いつか本場のやつ食べ行きたいなあ。

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