中途入社して未だ同僚と会ったことがない技術者のテレワーク入社Tips
電通デジタルでバックエンド開発をしている平沼です。
私は、4/1(水) に電通デジタルに中途入社しました。初日のオリエンテーション以降、入社 2 日目から今までリモートワークをしてきた中で感じたことをお伝えします。私としては、このままリモートワークが続いてもよいと考えています。
入社までの話
私は、前職までは SIer として仕事をしており、今までリモートワークをしたことはありませんでした。プロジェクトでは、Mattermost という Slack ライクなチャットツールを立ててやり取りをすることはありましたが、基本的にはメールや対面での打合せがほとんどを占めていました。
今回転職するにあたって、入社直前までフルリモートワークになるということは全く想像していませんでした。弊社は、働き方改革を推進しており、そのなかでリモートワークの導入を計画していたことから、新型コロナウィルスの影響下でも比較的速やかに移行ができました。
フルリモートワークで感じたこと
1. 1 人集中できる時間が確保できる
誰からも直接的に話しかけられることがなく、仮にメンションがあっても一目見た後、一区切り付けてから返信しても問題ないということは、想像以上に良いことでした。また、誰に見られることもないので、独りごちたり急に歌い始めたり気づかれることはありません。
2. 十分な睡眠と通勤時間0分、宅配便の受け取りも可能
通勤や支度にかかる時間が大きく減り、また通勤による疲れもなくなったため、以前よりもスッキリした状態で仕事に取り組めるようになったかと思います。また、自宅にいることにより宅配便も昼間に受け取ることができます。打合せ中にヘッドホン越しにチャイムの音が聞こえ、荷物を受け取りに離席するのをたまに見ます。
3. 全社共通のコミュニケーションツールがあると、コミュニケーションがとりやすい
若干趣旨とは異なりますが、弊社ではSlack が全社で導入されており、人事労務系ヘルプや情シス系ヘルプ、中途入社向けなど様々なヘルプチャンネルがあります。
右も左も分からない中で入社手続きを進める上では、とても助かりました。
4. 職場に馴染むまでに時間がかかる
同僚と面と向かって話をする機会が少ない分、出社環境よりは慣れるまでに時間がかかったと思います。私が所属する部では、業務の面だけでは見えない人となりを知る、コミュニケーションの目的で、日報に"今日のポエム"を書く文化(非強制)やモブプログラミング、部会後の集中して雑談する部屋(Meet)等の取り組みがあります。
新参者としては、メンバーと顔を合わせて雑談等ができる機会が多いと嬉しいです。リモートワークの環境下ですと特にモブプロや雑談部屋は、リアルタイムで時に顔を見ながら話をするので、人となりを知ることや顔と声を一致させるのに助かりました。
ただ強いて言えば、オフィスのように同じ空間で仕事をする感覚が得られると、さらに馴染みやすくなるかと考えています。例えば、
・斜めからのカメラを常時付ける(会話以外で常時正面は抵抗があるため)
・実際の顔を映すアバター有りのバーチャルオフィス
等、カメラの使い方や背景画像の工夫で空間を上手く作り、そこに"いる"ことがわかる取り組みがあるとより良いのかもしれません。
まとめ
最初は抵抗を感じていたフルリモートワークですが、私にとっては十分な取り組みが定着している今、わざわざ出社する必要はないと考えています。
よりリモートワークしやすくなる取り組みがあれば試したいので、良かった事例があれば教えていただきたいです。