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今年もDentsu Digital Advent Calendar 2021始まります!

電通デジタルでデータサイエンティストを務める吉田です。
この記事は、Dentsu Digital Advent Calendar 2021の1日目の記事です。

2021年も終盤に差し掛かっていますが、みなさまどのような1年を過ごされましたでしょうか?

新型コロナウイルスの流行による混乱の始まりから1年以上が経過し、デジタルマーケティング界隈ではコロナ禍での消費者動向に対する洞察や、デジタル基盤を活用したビジネスの高度化などの議論がより一層活発になった印象があります。

電通デジタルではプライバシー保護ニーズの高まりやブラウザCookieの利用制限強化に伴う「Cookie非依存の新しい計測基盤 X-Stack Connect」の開発・導入や、広告媒体事業者様が独自に提供するセキュアな広告配信ログの分析環境である「Data Clean Room※」を用いたサービスの提供などに精力的に取り組んできた1年でした。
また、直近ではこれまで電通デジタルが独自に開発・ご提供してきた統合マーケティングダッシュボード「EASI® Monitoring」をベースに機能拡張及びリブランディングした新しいダッシュボード「MIERO / Marketing Integration Effect Reading & Operation」(ミエロ)をリリースしており、テレビCMとデジタル動画広告の統合管理とマーケティング統合分析をサポートする機能を備えるなど、より統合マーケティングを強化する機能の開発を進めています。

そんな1年の締めくくりに、昨年同様Qiita Advent Calendarにて12月25日まで平日は毎日記事を投稿いたします。(昨年のAdvent Calendarはこちらです。)

電通デジタルでは主に開発部とソリューション戦略部にエンジニアやデータサイエンティストが集まっており、普段はこの2部署の社員でテックブログ記事を執筆しています。

開発部では先述したMIEROなど広告の配信実績管理やプランニング支援を媒体横断で行うための独自ソリューションの開発などを行っており、ソリューション戦略部では機械学習や因果推論などのデータ分析ロジックを活用した広告配信や効果検証のソリューションの開発と提供を行っています。

これらの部署以外にも、クリエーティブ×AIなどのソリューションに取り組むアドバンストクリエーティブセンター、クライアント企業のデータマネジメント構想策定や高度な分析を支援するデータテクノロジーストラテジー部門、今年の7月に電通デジタルに合併したIsobar領域にも分析やエンジニアリングに長けた社員が在籍しており、今回のAdvent Calendarではそれらの部署の社員からも執筆を募りました。

下記の一覧に沿って投稿してまいりますので、電通デジタルのエンジニア組織や個々人の技術的な取り組みを是非覗いていってください!

※Data Clean Room: プライバシー保護と企業のマーケティングニーズの両立を実現させ、マーケティングの継続的なPDCAを実行することのできるデータ基盤。プラットフォーマーの提供するデータと、クライアント企業の1stPartyデータや電通グループが保有・連携するデータとの統合を、プライバシー保全された環境で実行できる仕組みを保有しているため、従来では実現できなかった範囲や粒度で生活者の行動を統合的に分析し、顧客体験の設計・効果計測が可能となる。

Dentsu Digital Advent Calendar 2021記事一覧

・DMBOK社内勉強会・データモデリングで解決する問題を意識する
・Vimの新しい自動補完プラグイン「ddc.vim」を使ってみた
・bqコマンドでBigQieryの定期的なスケジューリング設定をしてみよう
・DynamoDBの一括書き込みCLIで運用作業を楽にした話
・GitHub Actionsの利用遍歴と認証情報管理の検討(電通デジタル自社開発部門 2021年版)

公開記事は随時更新します。

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