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課題と手段の分離

ばりとん

なにか仕事で問題を解決しなければいけない時、強く意識していることがある。
それは課題と手段を分離することである。

よくある依頼

何かの依頼を受けた時によくあることで、課題と手段が一緒になってくるということがたくさんある。
例えばの例としては以下のような感じだ。

「すまん。ちょっと頼みたいことがあるんだ。
営業と営業部長の情報の連携のために メールシステム を構築して欲しいんだ」

これに対し、「はい!かしこまりました!」とさっそくメールシステムの設計し始めた君。
とても素直でいい子だと思う。

でもそれは本当にいい仕事かといえば違うんだ。

何が問題か

実はこのまま進んでもおそらく誰も怒らないし、困らないし、君は感謝される。ありがとう、ありがとうと。
言われたこともできたし、自分も精一杯がんばった。

きっと今日の夜のビールは美味いだろう。とても幸せな1日だった。
自分は成功したんだ。地球にだって感謝するかもしれない。

・・・なのだ。そうなのだ。
一般的な幸せな幕切れでハッピーエンド。

ただ、君はいつかどこかで負けることになる。

もっといいやり方が見つかったかもしれない。
その可能性を捨てているのだ。

もっといいやり方はどうやったら見つかった?

実は、依頼されたことに忠実であったため、見つからなかったのである。

その時にやらなければいけなかったこと、それこそが 課題と手段の分離 である。

課題と手段の分離

課題と手段の分離とはどういうことか。

ここで言われたことをおさらいしよう。

「すまん。ちょっと頼みたいことがあるんだ。
営業と営業部長の情報の連携のために メールシステム を構築して欲しいんだ」

これである。
これを課題と手段に分離してみよう。
君はこう聞く。

「メールシステム構築というのが解決するための手段なのですね。
実際起きている問題はなんですか?」

そうすると例えばこんな返答があるかもしれない。

「実は営業が営業先にいって、直後に営業結果の感触などを部長に伝えるような情報連携がしたいんだ」

これが手段を除いた課題である。
良かった。いいことを聞いた。

実際に起きている課題を聞いた結果、新しい手段の提案として、
メールシステム構築以外の提案ができるようになる。

提案できる手段してはこんな感じだ。

「そうですね、だとしたらメールシステム構築よりもチャットシステム構築の方にするとどうですか?リアルタイムでお話できるのでより感触が伝えやすくなりますよ!」
「え!?そんな方法があるのかい!?だとしたらそっちの方が良いよ!」

どうだろうか?チャットシステム構築の提案ができたことで、
より良いアイデアで喜ばれるようになった。

これを開発して提供することで、
メールシステム構築よりも君の評価は爆上がりになる。

このように、課題と手段を分離して整理することで、
もっと良いアイデアを提供できるかもしれない。

依頼された言葉を鵜呑みにせず、自分の提案を入れられるよう立ち回ることで、更にエンジニアとしての仕事のやりがいが出るはずだ。

ビールはもっと美味くなるはずだ。

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