いろんな看護師

看護師といえば、
入院中なら患者の体調管理や服薬管理、点滴や注射をしてくれる存在。
外来では、患者の病状を聞き取って診察してくれる先生に的確に伝えてくれたり、点滴してくれたりする存在。

そんなイメージを持つ人が大半だと思います。
でも、看護師がいる場所は病院や診療所・クリニックだけではないんです。

住んでいる地域に配置されている保健センターにいる看護師(保健師)
老人ホームや高齢者住宅で、入居者の健康管理や相談にのってくれる看護師
幼稚園や保育所に常駐している看護師
最近では病児保育をしてくれる施設に看護師がいたり。
学校には保健室に養護教諭や看護師がいます。
大きい企業には、医務室などに看護師がいてくれたりします。

私の場合は、
障がい者の施設で看護師をしていました。
そして、地域おこし協力隊時代は、看護師として自分らしくどう地域に関わっていくかを考える機会となりました。

そこで、出会った概念は、「コミュニティナース 」

多くの人が生活している場所は、病院の中でも施設の中でもなく、
の中。まちの中。地域の中。
みんなそれぞれ自分のいる場所があるんです。

そんな、
みんなの身近な場所でみまもる看護師、ときには相談にのる看護師
がいてもいいんだよ。

という概念です。

現在、日本は看護師不足と言われていますが、
就業者数は約154万人います。(平成24年統計データ)
そしてそれに加えて、看護師として就業していない、どこかに眠っている潜在看護師は、なんと約71万人いるというのです。

つまり、日本の看護師の3分の1は、何らかの理由で看護師としては仕事をしていない。ということです。

理由はさまざまで、
拘束時間が長い、夜の勤務がキツイ、体力的についていかない、責任の重さが……、それに対する給料が低い、
妊娠・出産を期にやめてしまった。家族の介護。
本人の健康上の理由・・・

いろんな理由があります。
でも、その根源は、看護師が働く環境に問題があるから。
という問題に大体いきつく気がします。

看護師の資格を取るのって簡単なことじゃない。
実習や学習量の多さに途中で離脱する人もいるくらい。
なにか自分なりの目標・理想があって、苦労して取得した資格です。

せっかくだから、潜在しつつも、自分らしく輝こう!

コミュニティナースの講座では、わたしはそう言われているような気がしました。
わたしが自分らしく、自分が楽しめる環境ってどこだろうか?と考える機会になって本当に良かったです。

わたしは得意な、ものづくりをするナースとして、再出発したわけです。

考えや見方が変わってから、いろんなナースと出会いました。

写真を撮るナース
ゆるキャラに入っているナース
フットサルをするナース
アイドル活動をするナース
お寺にいるナース


いっぱいいすぎて、まとめきれません!!
やりたいことやるナースがいて何が悪い!?
って感じで、生命力にあふれている人ばかりです。

日々に疲れ果てているナースと接するより、
生きることを楽しんでいるナースと接する方が、
周りの人たちも元気になっていく気がしませんか?

わたしも、これからも、
出会う人みんなが元気になっていく存在でありたいと思います!


ものづくりナース、DCMナースとして
これからも模索していこーっと。

いつも応援ありがとうございます! いただいたサポートは、これからも前向きに生きていく原動力にさせていただきます!