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知識の記録方式 (93) データの保存場所

 テレワークを70%目標との要請があります。もしこれが達成できるとしたら大変良いことだと思っています。

 企業の70%の社員は、自分だけで仕事ができるということです。

 もちろん、ネットでのでコミュニケーションは行うとしても、そこに無駄な時間を割かなくなると思います。

 自宅で仕事の納期を守りながら、時間を自分の管理下に置くことができるからです。

 刻々と進む時間を自分で自由に使えることは、人が生きていくことで重要な要素になります。

 この自由な時間をテレワークで与えられてる事になったのです。

 あとは、自分の能力を高める努力をするだけです。これは本質的に会社に勤めていても、いなくても必要なことです。

 ここでの課題は個人個人が考えたこと、つまり検討データをテレワーク環境ではどこに保存すべきかということです。

 テレワークの場合もそうでない場合でも、自分の考えたことや知り得たことを自身のPCに保存することが多いのではないでしょうか?

 企業内のネットワークに自宅から接続できる環境であれば、引き続き企業のサーバに結果データだけは蓄積されますが、個人の検討データは個人PCに保存される事が多いでしょう。

 結局は自身のPCに共有されないデータが蓄積されていきます。

 社外から企業の内部サーバに接続できる方法でも良いのでが、それがベストな方法とは思いません。

 少なくともクラウド上に配置されたサーバに個人の検討データを保存させなければ共有化は進んでいきません。

 テレワークをやめた途端に個人のPCデータは他者に公開されないまま個人データとして残って埋没してしまう事になります。

 セキュリティについても、クラウドサービス会社に委ねた方が安全であると思います。

 クラウドサービス会社のセキュリティ対策は、そのサービスの生命線であり専門部隊で対策を講じています。

 社内に保有した組織で、セキュリティ対策を行っても専門家の多いクラウドサービス企業以上に実行できることは難しい。

 これからは閉じ籠ったシステムではなく、どこでも仕事ができるクラウドサービスが本質的な選択です。

 餅は餅屋です。お互いに検討内容を知ることのできる環境であることが開かれた働き方だと思います。

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